外来種対策

 外来種については、「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」(外来生物法)に基づき、環境省が「特定外来生物」を指定し、飼養・栽培・保管・運搬・輸入等を制限するとともに、防除を進めています。

 外来種対策に関する法制度、どんな動植物が「特定外来生物」となっているか、その取扱いなどは、環境省のホームページをご覧ください。

環境省「日本の外来種対策」のホームページ(外部サイト)

環境省「注目の外来種アカミミガメ」のホームページ(外部サイト)

 このページでは島根県内の外来種に関してご案内します。

ヒアリにご注意ください

島根県内で発見はありませんが、国内において港湾施設を中心に「ヒアリ」の発見が相次いでいますので、ご注意ください。

昆虫類

 昆虫類で「特定外来生物」に指定されている主な外来種は以下のとおりです。令和2年2月現在、島根県内で確認されたものはありません。

 

主な外来種(昆虫)の一覧表
種名 国内の侵入・定着状況
アルゼンチンアリ(外部サイト) 広島・岡山・山口・徳島などで侵入・定着しているところがあります。
アカカミアリ(外部サイト) 硫黄島で定着しており、防除が進められています。また、港での発見があり、定着しないよう防除が進められています。
ヒアリ(外部サイト) 神戸、大阪、名古屋、東京など14都道府県で発見されており、定着しないように防除が進められています。
クビアカツヤカミキリ(外部サイト) 大阪・徳島などで発生しています。サクラ・モモ・ウメ・カキなどの樹種に寄生し枯死させることも。
ツマアカスズメバチ(外部サイト) 対馬で定着しており防除が進められています。九州や山口で発見されたこともあります。

 

 

クモ・サソリ類

 クモ・サソリ類で「特定外来生物」に指定されている主な外来種は以下のとおりです。島根県内では、平成27年以降にセアカゴケグモが発見されています。

 

主な外来種(クモ)の一覧表
種名 国内の侵入・定着状況
セアカゴケグモ 県内で発見されています。国内でも多くの都道府県で発見されています。
ハイイロゴケグモ(外部サイト) 県内で発見されたことはありません。国内では、山口、岡山、兵庫などで発見されたことがあります。

 

そのほか

 特定外来生物は他にもたくさん指定されており、昆虫やクモの他にも島根県内で確認された種があります。今後、随時情報を掲載します。

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