【コミュニケーション実践研修】を開催しました!
島根県西部地域で働く若手社員の方を対象に、「コミュニケーション実践研修」を開催致しました。
~他者と信頼関係を築くコミュニケーション術を学ぼう~
をメインテーマに、講師には有限会社ヒューマンギルドの永藤かおる先生をお招きして、
アドラー心理学をベースとした研修会を進行して頂きました。
有限会社ヒューマンギルド:永藤かおる先生
この「コミュニケーション」ですが、どの世代にも最も求められる能力No1です。
若手も、中堅も、管理職、経営陣すべての階層で必要とされる能力で、
職業人にはこの”コミュニケーション力”を発揮して周囲と信頼関係を築き、時には人を動かすことが求められます。
<ご参考>
当校の調査では、若手社員の方に求められる力として、”コミュニケーション”は
例年上位にランクしております。
資料:令和4年9月「西部高等技術校アンケート調査」より
研修会の様子
受講目的は以下の2つ!
1.組織の生産性を向上させる関係性を築く
~協力し合える関係性づくりに必要なポジティブコミュニケーションを実践的に学び習得する
2.信頼されるビジネスパーソンになる
~コミュニケーションの中で、他者と信頼関係を築くために必要な意識と方法を学ぶ
この2つを意識して、永藤先生には、受講者の緊張をほぐして頂けるような柔らかい雰囲気で
終始研修会を進行して頂きました。
今回は「コミュニケーション実践研修」ということで、まずは取材式自己紹介で”相手に関心を持つ”ということを皮切りに、
かなりの割合でグループワークに取り組んで頂きました。
コミュニケーションの基本はまず”関係性づくり”から始めることが大切だと学びました。
また、良好な関係性作りに切っても切れない”リフレーミング”や”勇気づけ”について学び、
ネガティブな事を相手を尊重しながら伝える方法論「アイ・メッセージ」をケーススタディを交えながら練習しました。
このアイ・メッセージですが、近年は”アサーティブコミュニケーション”として注目されているコミュニケーション術のひとつです。
更に、事務局にもグサッと刺さった「イエス・バット論」では、「イエス・バット」で現状に甘んじて何も行動を起こさないのではなく、
「イエス・アンド」を意識して自ら行動を起こすポジティブな思考法からの行動変容を学びました。
みなさんはこの「イエス・アンド」の考え方を、職場で実践されていますか?
セミナーに参加された皆様のお声
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想像以上に楽しく、学びのある研修会になりました。
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「イエス・バット」のメカニズムとその克服方。やった方が良いことに対して実は面倒くさがっていたことに気が付いてしまった。これからは「イエス・アンド」の思考法で自分が行動しやすいように気持ちを作ろうと思う。
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短所も捉え方次第では長所に捉えることができる「リフレーミング」について知ることが出来てよかった。
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「できない」のではなく、「しない」だけだったのだなということが分かった。
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「ダメ出し」という言葉があるように、「ヨイ出し」という言葉があると知ることが出来てよかった。これからは、ダメなところだけでなく良いところも積極的に伝えていこうと思った。
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ワークやディスカッションが多く飽きない研修だった。仕事だけでなく人生にも応用できることを学べたと思う。
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上司に対してのコミュニケーションの仕方を変えてみようと思う。
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自分は人見知りなので、知らない人とのコミュニケーションが苦手だったけど、研修を通して初めて会った方と楽しく会話することができたことがとても良い経験になり、自信に繋がった。
最後に
今回、コミュニケーション研修としては5年ぶりに念願の対面にて研修会を開催することができました。
皆さまに直にお目にかかれたことを、講師および事務局共々大変嬉しく思っております。
また、当日は研修会場の騒音でご迷惑をお掛けしましたが、皆さまのポジティブコミュニケーションにより
突然の机の配置換えなどに積極的にご協力頂けたことで、無事研修会を終了することができました。
誠に有り難うございました。
また、頂いた貴重なご意見を参考に、これからも”学び”と”仲間作り”を大切にした研修会を企画して参りたいと思います。
在職者研修担当:三浦・田中
お問い合わせ先
西部高等技術校
島根県立西部高等技術校(浜田駐在) 〒698-0041 島根県益田市高津四丁目7-10 (〒697-0041 島根県浜田市片庭町254(浜田合庁3F)) TEL:0856-22-2450(0855-29-5733) FAX:0856-22-2451(0855-25-5988) E-Mail:seibukotogi@pref.shimane.lg.jp