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建設環境委員長報告

 

 建設環境委員長報平成26年6月定例会

 

 建設環境委員長報告をいたします。

 建設環境委員会に付託されました議案の審査結果等について報告いたします。

 

 今定例会において建設環境委員会に付託されました議案は、「財産の貸付の変更について」など一般事件案4件であります

 

 これらの議案について、執行部に説明を求め、慎重に審査いたしました結果、いずれの議案も全会一致をもって、原案どおり可決・承認すべきとの審査結果でありました。

 

 次に、議案の審査過程における執行部からの説明、委員からの質疑、意見等のうち主なものについて報告いたします。

 

まず、環境生活部所管の「平成25年度島根県一般会計補正予算第9号(関係分)」についてであります。

 執行部から、島根県民会館の耐震改修工事設計業務委託費の確定に伴う起債額の減額である旨説明がありました。

 委員から、耐震改修工事等を実施するに当たり、一定期間、施設の利用制限が必要になると思われるので、工期等が決定した場合は、出来るだけ早く県民に周知するよう意見がありました。

 

 次に、土木部所管の一般事件案「財産の貸付の変更について」であります。

執行部から、元隠岐空港跡地を隠岐の島町に無償貸付している一部について、メガソーラー事業の候補地として有効活用するために無償貸付範囲から除外し、別途有償貸付するための変更である旨説明がありました。

 

 次に、請願の審査結果について報告いたします。

 継続審査中の請願については、結論に至る状況にないことから、引き続き「継続審査」とすべきとの審査結果でありました。

 

 次に、報告事項など所管事項調査における委員からの質疑、意見等のうち主なものについて報告いたします。

 

 まず、環境生活部の報告事項「審議会等への女性の参画率について」であります。

 執行部から、審議会ごとに40%以上となるよう取り組んでおり、全体平均では昨年度より1ポイント上昇の42.3%になったが、引き続き積極的に取り組むとの説明がありました。

 また、「島根県産業廃棄物減量税」について、島根県環境審議会から平成27年度からの5か年間さらに継続すべきとの答申を得たので、9月議会に条例案を提案すべく準備中である旨説明がありました。

 委員から、1トン当たり1,000円という額は妥当であるのか、負担が重いと感じる者が不法投棄に走らないかとの質問がありました。

 執行部から、税率は、他県の状況や納税義務者の負担感等を総合的に考慮し決定されたものであり、不法投棄の防止については、監視カメラの設置や廃棄物監視専門員の配置のほか、市町村や事業者とも協力しながら対策を強化するとの回答がありました。

 

 次に、企業局の報告事項「企業局経営計画の平成25年度取組実績について」であります。

 執行部から、目標、行動計画及び成果指標を掲げ経営していること、平成25年度の実績は、過去最高水準の発電電力量であったこと、固定価格買取制度の影響も有り電気事業は過去最高の営業収益であったこと、一方風力発電事業においては故障時間の増加により発電量の減少及び修繕費の増加があったとの説明がありました。

 委員から、風力発電が故障により収益が上がらない点について、他と比べ稼働率・利用率がどうなのかとの質問がありました。

 執行部から、県内にも民間の発電施設が色々あるが、稼働率等は公表されていないので実態は不明であるとの回答がありました。

 委員から、公的なものは公表されているものもありそうなので、後日報告してほしいとの要望がありました。

 

 以上、建設環境委員会における審査の概要等を申し述べまして、委員長報告といたします。

 

 

 



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