• 背景色 
  • 文字サイズ 

240例目(1月20日確認)について

確認された240例目について、1月21日に報道各社へ提供した資料は以下のとおりです。

報道発表資料

1.概要

 1月20日(水)に益田保健所管内で新たに1名の新型コロナウイルス感染が確認されました。


2.患者
【240例目(239例目関連)】
(1)年代:非公表
(2)性別:非公表
(3)居住地:益田市
(4)症状:発熱(最高37.6℃)

 

3.調査の状況
患者の行動調査、濃厚接触者の特定及び健康調査を実施中です。

 

県説明

県説明(PDF)

【患者について】

  • 最初に、患者さんについてであります。

  • 患者さんは、「益田市在住」の方です。

  • 年代、性別は本人の同意が得られておりませんので、公表は差し控えさせていただきます。

  • また、この患者さんは、19日(火)に確認された239例目の患者さんと同じ職場に勤務されている方です。

  • 患者さんは、239例目の患者さんに関連して、昨日、20日(水)に検査を実施したところ「陽性」が判明したものであります。

  • 患者さんは、昨日から37度台の発熱がありますが、「軽症」であります。

  • 患者さんは、昨日から自宅で待機しておられ、本日、感染症対策を講じた医療機関に入院される予定であります。


【現時点での行動歴】

  • 益田保健所においては、感染拡大防止のため、昨日から行動履歴や、濃厚接触者についての調査を行っており、現時点で把握できた行動歴等について説明します。
  • 患者さんの行動歴の調査や検査を進めるなかで、感染拡大防止のために公表すべき情報があれば、改めて、情報提供いたします。

 

<発症日(無症状者は検体採取日)の2日前以降の行動>

  • 症状のある方は発症日又は症状がない方は検体採取日の2日前以降の患者さんの行動についてであります。
  • この間は、患者さんから他の方に感染する可能性がある期間であり、感染のおそれの高い濃厚接触者を確認するための調査であります。
  • この患者さんについては、19日(火)に検体を採取した際には症状がありませんでしたので、この患者さんについては、検体を採取した19日(火)の2日前である17日(日)以降の行動になります。

(1)患者さんは、17日(日)は仕事は休みで、自宅で過ごしておられます。

(2)18日(月)、19日(火)は、仕事に行っておられます。

(3)仕事の内容は、不特定多数の方と幅広く接触されるようなものではありません。

(4)患者さんは、仕事中はマスクの着用や手指衛生の徹底など、適切に感染対策を実施して仕事されています。

(5)20日(水)は、発熱の症状もあり、自宅で療養しておられます。

(6)239例目及び240例目の仕事の関係者については、昨日、検査は終了しており、239例目及び240例目の患者さん以外は全て陰性でした。

(7)また、この患者さんは、仕事以外では、日常生活での接触はありますが、接触者は限定的で、ごく少数であります。

(8)この間に、この患者さんと接触があった方については、速やかに検査を実施してまいります。


<発症日(無症状者は検体採取日)の14日前までの行動>

  • 次に、検体採取日の14日前までの行動について、把握した情報について、ご説明します。
  • この間に、患者さんがどこから感染したのか、この患者さん以外に感染者はいないのか、を調査するものであります。

(1)患者さんは、この間に、県外との往来はありません。

(2)県外の方との接触を含め、行動歴の詳細については、現在、調査を進めております。

  • 県としましては、引き続き、必要な調査・検査を実施し、感染拡大の防止に努めてまいります。


【県民の皆さん、報道機関の皆さんへ】

  • 県民の皆さまにおかれては、これまでもお願いしておりますとおり、感染拡大防止のため、発熱等の症状があった場合は、まずは、かかりつけ医又は健康相談コールセンターにご連絡いただき、早めに受診していただきますよう、お願い申し上げます。
  • また、県から提供する情報に基づき、冷静な対応をお願いします。
  • 個人を特定する行為や、患者さんへの誹謗中傷が拡がったりすれば、その後の事案で、保健所への情報提供や、そもそも感染や症状を名乗り出ることを控えるなどの悪影響が懸念され、かえって、広く感染拡大が県民に及びかねないという状況になることが懸念されます。
  • 患者さんの人権を守り、感染拡大を防止するために、個人を特定する行動や、患者さんへの誹謗中傷は許されませんので、厳に謹んでいただきますよう、お願い申し上げます。
  • 県では、患者さんの行動歴の公表は、個人の特定につながることがないように、感染拡大を防止するために必要な場合に限っております。
  • 県が公表する情報が具体的でないために、様々な推測や憶測がなされる場合がありますが、県が公表している内容を超える内容は事実とは限りませんので、注意してください。
  • また、県では、感染のおそれが高い濃厚接触者だけでなく、感染拡大を未然に防止するために、必要に応じて、接触があった方などに幅広く検査を実施することとしております。
  • そのため、検査を受けるということだけで、出勤、登園、登校をしないよう求めること、ましてや、検査を受けた方のご家族など、関係者までに、そうしたことを求めることは、過剰な対応となりますので、控えていただきますようお願いいたします。
  • 報道機関の皆様には、引き続き、患者さん、周囲の方への配慮、プライバシーを尊重した報道に、ご配慮願います。
  • また、全国的に新型コロナウイルス感染症が拡大傾向にあるなか、県内でも、感染者の発生が続いております。
  • 県民の皆様におかれては、職場や家庭での感染を防ぐため、感染リスクが高まるとして、政府が注意喚起をしている、「5つの場面(飲酒を伴う懇親会等、大人数や長時間におよぶ飲食、マスクなしでの会話、狭い空間での共同生活、居場所の切り替わり)」に注意していただくとともに、

引き続き、
(1)「三つの密」の回避
(2)「人と人との距離の確保」
(3)「マスクの着用」
(4)「手洗いなどの手指衛生」
など、基本的な感染対策に継続して取り組んでいただくよう、お願い申し上げます。


お問い合わせ先

感染症対策室