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207例目(12月28日確認)について

確認された207例目について、12月29日に報道各社へ提供した資料は以下のとおりです。

報道発表資料

1概要

 12月28日(月)、新たに2名の新型コロナウイルス感染が確認されました。

 

2患者

【206例目(197例目関連)】

(1)年代:非公表

(2)性別:非公表

(3)居住地:浜田市

(4)症状:倦怠感※現在は症状なし

 

【207例目(193例目関連)】

(1)年代:非公表

(2)性別:非公表

(3)居住地:出雲市

(4)症状:発熱(最高38.0℃)、咳

 

3調査の状況

 患者の行動調査、濃厚接触者の特定及び健康調査を実施中です。

県説明

県説明(PDF)

【患者について】

1.最初に、患者さんについて申し上げます。

2.患者さんは、「出雲市在住」の方です。
この患者さんは、県内193例目の患者さんの同居の方であり、「エッグ・ジョイ出雲ドーム店」を利用された患者さんに関連した感染であると考えております。

この患者さんは、雲南合同庁舎に勤務する県職員です。
この職員について及び雲南合同庁舎での対応等については、この後、木次人事課長から説明いたします。

なお、県職員であることや、勤務場所の公表に加えて、年代及び性別を公表した場合には、本人特定につながる可能性が高いことから、年代及び性別については、公表は差し控えさせていただきます。
3.この患者さんは、25日(金)に陽性が確認された県内193例目の患者さんの接触者として、25日(金)に検体を採取し、26日(土)に検査を実施したところ「陰性」でした。
なお、その時は、症状はありませんでした。

4.その後、27日(日)に咳の症状があり、出雲保健所に相談されました。さらに、28日(月)には38度の発熱があったことから、出雲保健所において、再度検査を実施したところ、「陽性」が判明したところであります。

5.患者さんは、現在も、発熱等の症状はありますが、「軽症」であります。

6.昨日は自宅で待機していただき、本日、感染症対策を講じた医療機関に入院される予定であります。


【現時点での行動歴】

7.出雲保健所においては、感染拡大防止のため、昨日から行動履歴や、濃厚接触者についての調査を行っており、現時点で把握できた行動歴等について説明します。
患者さんの行動歴の調査や検査を進めるなかで、感染拡大防止のために公表すべき情報があれば、改めて、情報提供いたします。

<発症日(無症状者は検体採取日)の2日前以降の行動>

8.発症日の2日前以降の患者さんの行動についてであります。
この間は、一般的には、発症日の27日(日)の2日前である25日(金)以降が、この患者さんから他の方に感染する可能性がある期間になりますが、先程申し上げましたとおり、この患者さんは、25日(金)は陰性が確認できておりますので、感染する可能性がある期間は、26日以降になると考えております。

(1)26日(土)以降は、自宅で過ごしておられ、日常生活での接触はありますが、接触者は特定できております。

(2)なお、25日(金)は、午前中に仕事に出ておられますが、仕事の内容は、不特定多数の方と幅広く接触されるようなものではなく、仕事で接触された方は特定できております。
また、先ほど説明したとおり、同日は陰性が確認されておりますので、感染のおそれは極めて低いと考えておりますが、接触が特定された方については、念のため検査を実施することにしております。

 


<発症日(無症状者は検体採取日)の14日前の行動>

9.次に、発症日の27日(日)の14日前までの行動について、把握した情報について、ご説明します。この間に、患者さんがどこから感染したのか、この患者さん以外に感染者はいないのか、を調査するものであります。

(1)患者さんは、この間に、県外との往来や県外の方との接触はありません。

(2)現在、行動歴の詳細については、調査を進めております。


<県の対応等>
10.県としましては、濃厚接触者及び接触者の調査を積極的に行うとともに、接触があった方については、幅広にPCR検査など必要な検査を実施し、感染拡大の防止に努めてまいります。

 

 

 

 


【県民の皆さん、報道機関の皆さんへ】

11.県民の皆さまにおかれては、これまでもお願いしておりますとおり、県から提供する情報に基づき、冷静な対応をお願いします。

12.個人を特定する行為や、患者さんへの誹謗中傷が拡がったりすれば、その後の事案で、保健所への情報提供や、そもそも感染や症状を名乗り出ることを控えるなどの悪影響が懸念され、かえって、広く感染拡大が県民に及びかねないという状況になることが懸念されます。

13.患者さんの人権を守り、感染拡大を防止するために、個人を特定する行動や、患者さんへの誹謗中傷は許されませんので、厳に謹んでいただきますよう、お願い申し上げます。

14.県では、患者さんの行動歴の公表は、個人の特定につながることがないように、感染拡大を防止するために必要な場合に限っております。
県が公表する情報が具体的でないために、様々な推測や憶測がなされる場合がありますが、県が公表している内容を超える内容は事実とは限りませんので、注意してください。

 


15.また、県では、感染のおそれが高い濃厚接触者だけでなく、感染拡大を未然に防止するために、必要に応じて、接触があった方などに幅広く検査を実施することとしております。
そのため、検査を受けるということだけで、出勤、登園、登校をしないよう求めること、ましてや、検査を受けた方のご家族など、関係者までに、そうしたことを求めることは、過剰な対応となりますので、控えていただきますようお願いいたします。

16.報道機関の皆様には、引き続き、患者さん、周囲の方への配慮、プライバシーを尊重した報道に、ご配慮願います。


17.また、全国的に新型コロナウイルス感染症が拡大傾向にあるなか、県内でも、感染者の発生が続いております。

18.県民の皆様におかれては、職場や家庭での感染を防ぐため、感染リスクが高まるとして、政府が注意喚起をしている、「5つの場面(飲酒を伴う懇親会等、大人数や長時間におよぶ飲食、マスクなしでの会話、狭い空間での共同生活、居場所の切り替わり)」に注意していただくとともに、

 


引き続き、
(1)「三つの密」の回避
(2)「人と人との距離の確保」
(3)「マスクの着用」
(4)「手洗いなどの手指衛生」
など、基本的な感染対策に継続して取り組んでいただくよう、お願い申し上げます。

 

県職員の新型コロナウイルス感染症感染の確認について

【1.職員について】
1.さきほど発表のありました207例目の県職員につきまして申し上げます。

2.職員は、雲南合同庁舎で勤務しております。

3.職員は、12月28日に、193例目の患者さんの同居者として、再度検査を受け、陽性と診断されました。

4.さきほど説明しましたとおり、感染する可能性のある期間は、26日以降になると考えてはおりますが、この職員の発症2日前となる25日以降の勤務等の状況について申し上げます。

5.職員は、12月25日(金)の午前中は勤務しておりましたが、同日午後からは休暇を取得しており勤務しておりません。

6.12月26日(土)及び27日(日)については、週休日でもあり勤務しておりません。


7.12月28日(月)は、症状があったため、休暇を取得しており、本日からは年末年始の休業に入っております。


【2.職場等の対応について】
1.雲南合同庁舎についてでございますが、207例目の県職員の発症前となる25日、検査結果判明前である28日、いずれも通常どおり業務を行っておりました。

2.本日29日からは、年末年始の休業日であることから閉庁しております。

3.雲南合同庁舎におきましては、さきほど説明しましたとおり、感染の恐れは低いということではありますが、県民サービスに影響が出ないよう万全を期すため、本日、関係する県職員を対象としてPCR検査を実施するとともに、保健所の指導に基づき消毒を実施しました。
今後、周囲の職員の状況を確認し、保健所とも相談した上で、仕事始めの1月4日から通常通り業務を行う予定としております。


【3.県における感染予防対策】

県といたしましては、新型コロナウイルス感染症により、県民のみなさんへの行政サービスに影響が極力生じないようにすることが大切であると考えております。
これまでも、感染予防対策につきましては、職員に対し、感染リスクが高まる「5つの場面」に注意するとともに、
(1)「三つの密」の回避
(2)「人と人との距離の確保」
(3)「マスクの着用」
(4)「手洗いなどの手指衛生」など、
に継続して取り組むことや、
(1)換気の徹底
(2)出勤前の検温、記録
(3)出勤時に、職員の発熱の有無や、健康状態を確認すること
(4)県外出張(鳥取県を除く)から戻った職員への所属長による健康観察
などについて、周知徹底を図りながら、各職場において感染対策に取り組んできております。

引き続き、毎日の健康管理や感染リスクを抑えるための取組みを徹底するなど、感染予防・拡大防止対策を行っていきます。


お問い合わせ先

感染症対策室