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結核予防週間(9月24日から30日)

 国及び島根県では、毎年9月24日から30日を「結核予防週間」として定め、新聞・テレビ・ラジオを通じた広報などによる啓発活動を行っています。

 

  • 結核予防対策を推進するためには、結核に対する県民一人ひとりの理解と協力が必要不可欠です。
  • この結核予防週間を機会に、県民の結核への関心を大いに高め、結核に関する知識を深めるための取組みを積極的に展開します。

 

結核について、いま知っていただきたいこと。

1.結核は、過去の病気ではありません。

今でも全国で年間1万以上の新しい患者が発生し、1,600人以上が命を落としている日本の主要な感染症の一つです。

結核は「過去の病気」と考える人も多く、受診や診断の遅れによる重症化や集団感染などに繋がることもあります。

2.島根県では、現在でも約65名の方が新たに結核を発病しています。

新規結核患者は高齢者に多く、およそ4分の3が60歳以上となっています。

島根県でも、年間新規発病者のうち70歳以上の高齢者の割合が高くなっています。

高齢者の発病は、結核がまん延していた時代に既に感染していた方が、免疫力の低下により発病するケースが多いと考えられます。

また、糖尿病や腎臓病などの慢性疾患を患っている方々は、発病リスクが高いとされており、注意が必要です。

 

【年間新規発病者平成30年:78人、平成31(令和元)年:54人、令和2年:66人、令和3年:54人、令和4年:67人】

3.早期発見、早期治療が重要です。

重症化や感染拡大を防ぐため、咳(せき)などの呼吸器症状が2週間以上続くときは、結核を疑ってみましょう。

また、高齢者の方には典型的な症状が現れないことも多く、体重減少や倦怠感などの日頃の健康状態にも注意が必要です。

 

【結核の主な症状】

 ○長引く咳(せき)・たん

 ○全身倦怠感(だるさ)

 ○体重減少・食欲不振

 ○微熱・寝汗

 ○血たん・喀血(かっけつ)

 ○胸痛

4.ご家族や周囲の方の心配りが結核の拡大防止につながります。

結核予防は、県民一人ひとりが結核に関心を持っていただき、知識を深めていただくことが大切です。

ご家族や周囲の方の心配りが、発病の早期発見や医療機関への早期受診につながります。

 

結核について、より理解していただくために

主な普及啓発活動

 新聞、テレビ、ラジオなどの広報媒体を利用した広報、医療機関や高齢者入所施設などへのリーフレット配布、出前講座など

 

結核に関するご相談・お問い合わせ先

結核に関するお問い合わせ先の一覧

名称

電話番号

所在地

担当地域

松江保健所 0852-23-1315

松江市東津田町1741-3

(いきいきプラザ島根3階)

松江市、安来市
雲南保健所 0854-42-9638 雲南市木次町里方531-1 雲南市、奥出雲町、飯南町
出雲保健所 0853-21-1191 出雲市塩冶町223-1 出雲市
県央保健所 0854-84-9826 大田市長久町長久ハ7-1 大田市、川本町、美郷町、邑南町
浜田保健所 0855-29-5549 浜田市片庭町254 浜田市、江津市
益田保健所 0856-31-9549 益田市昭和町13-1 益田市、津和野町、吉賀町

隠岐保健所

(島後)

08512-2-9712 隠岐の島町港町塩口24 隠岐の島町

隠岐保健所

(島前)

08514-7-8121 西ノ島町大字別府字飯田56-17 海士町、西ノ島町、知夫村

お問い合わせ先

感染症対策室