令和元年度島根県「HIV検査普及週間」について
- 平成31年3月22日のエイズ動向調査委員会の発表によると、平成30年の新規HIV感染者・エイズ患者報告数(速報値)は、1,288件で、2年連続での減少となったものの、島根県においても平成29年に1件、平成30年にも1件の報告があり、エイズ対策は未だ予断を許さない状況となっています。
- HIV感染症は、抗HIV薬を用いた多剤併用療法(HAART:HighlyActiveAntiRetroviralTherapy)の導入によって、適切な医療の元で管理できる病気になってきています。しかしながら、現在もなお、エイズを発症して報告される事例が3割のまま推移してきています。HIV感染をできるだけ早期に発見すること、その検査の機会を逸しないようにすることが重要となっています。
- これまでも島根県を含め全国の保健所では、無料・匿名でHIV検査を行ってきました。平成30年の県内での同検査数は236件であり、平成29年の279件と比較して減少しており、利用者の利便性を配慮した検査・相談体制の構築が求められているところです。
- 厚生労働省・(財)エイズ予防財団の主唱により、「HIV検査普及週間」が創設され、今年度14回目の実施となりました。島根県としてもこの趣旨に則り、利便性の高い時間帯に配慮した検査・相談体制の充実を図り、県民一人ひとりがHIV感染症やエイズに対して関心を持てるよう、HIV検査のさらなる浸透・普及を図る機会とするものです。
期間
- 令和元年6月1日(土曜日)から7日(金曜日)の一週間
主催
- 島根県
普及週間中の重点取り組み事項
- 各保健所における時間外検査・相談体制の充実
※検査は予約が必要です。まずは電話で御相談下さい。
(予約状況等により、当日予約には対応できない場合がありますので、検査の前日(月曜日の検査については金曜日)17時までに
御予約いただきますようお願いします。
※検査会場は各保健所です。
※業務上の都合により、日時が変更になる場合があります。
2.HIV検査の普及・啓発
・ホームページ、広報誌等により広報します。
関連情報
お問い合わせ先
感染症対策室
健康福祉部感染症対策室 TEL:0852-22-6896・6902 新型コロナワクチンに関すること TEL:0852-22-6175・6176 MAIL:kansen2@pref.shimane.lg.jp