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令和5年度島根県「HIV検査普及週間」について

  • エイズ動向調査委員会の発表によると、令和4 年の新規 HIV 感染者・エイズ患者報告数(速報値)は、625 件で前年よりも減少していますが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により検査件数が減少しており、無症状感染者が十分に把握できていない可能性が留意され、予断を許さない状況です。
  • 島根県においては、令和4年に3件、令和3年に4件、令和2年に1件、令和元年に2件の報告があります。
  • HIV感染症は、抗HIV薬を用いた多剤併用療法(HAART:HighlyActiveAntiRetroviralTherapy)の導入によって、適切な医療の元で管理できる病気になっています。
  • 全国のHIV感染者・エイズ患者の新規報告の中で、エイズを発症して報告される事例が3割のまま推移しており、長い間感染に気がつかずに検査機会を逃した方が多くいることが推測されます。
  • HIV感染をできるだけ早期に発見すること、その検査の機会を逸しないようにすることが重要となっています!
  • これまでも島根県を含め全国の保健所では、無料・匿名でHIV検査を行ってきました。島根県の保健所では、同検査の件数が令和元年に254件、令和2年に141件、令和3年に120件、令和4年に130件となっており、減少しています。利用者の利便性を配慮した検査・相談体制の構築が求められています。
  • 全国の保健所でのHIV検査件数・相談件数は過去最高であった平成20年を大きく下回る状況が続いており、社会のHIVへの関心の低下が懸念されます。
  • 厚生労働省・(財)エイズ予防財団の主唱により、「HIV検査普及週間」が創設されました。
  • 島根県としてもこの趣旨に則り、利便性の高い時間帯に配慮した検査・相談体制の充実を図り、県民一人ひとりがHIV感染症やエイズに対して関心を持てるよう、HIV検査のさらなる浸透・普及を図る機会とするものです。

 

期間

 

  • 令和5年6月1日(木曜日)から7日(水曜日)

 

主催

 

  • 島根県

 

普及週間中の重点取り組み事項

  1. 各保健所における時間外検査・相談体制の充実

 検査・相談実施予定は以下のとおりです。

 

※検査は予約が必要です。まずは電話で御相談下さい。

 (予約状況等により、当日予約には対応できない場合がありますので、検査の前日(月曜日の検査については金曜日)17時までに

御予約いただきますようお願いします。

 ※検査会場は各保健所です。

 ※業務上の都合により、日時が変更になる場合があります。

 

2.HIV検査の普及・啓発

・ホームページ、広報誌等により広報します。

 

関連情報


お問い合わせ先

感染症対策室