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三瓶山の火山観測

活火山(111火山)

 活火山(外部サイト)は、2003(平成15)年に火山噴火予知連絡会が「概ね過去1万年以内に噴火した火山及び現在活発な噴気活動のある火山」と定義したものです。当初、活火山の数は108でしたが、2011(平成23)年6月に2火山、2017(平成29)年6月に1火山が新たに選定され、活火山の数は現在111となっています。

 

火山防災のために監視・観測体制の充実等の必要がある火山(50火山)

 2009(平成21)年6月、今後100年程度の中長期的な噴火の可能性及び社会的影響を踏まえ、「火山防災のために監視・観測体制の充実等の必要がある火山」として47火山が火山噴火予知連絡会によって選定されました。さらに、2014(平成26)年11月、火山噴火予知連絡会のもとに設置された「火山観測体制等に関する検討会」においてとりまとめられた「御嶽山の噴火災害を踏まえた活火山の観測体制の強化に関する緊急提言」により、3火山が追加されました。

 気象庁は、地震計、傾斜計、空振計、GPS観測装置、遠望カメラ等の観測施設を整備し、関係機関(大学等研究機関や自治体・防災機関)からのデータ提供も受け、火山活動を24時間体制で常時観測・監視しています。

 

三瓶山とは

 三瓶山は、島根県西部の大田市に位置し、頻繁に爆発的噴火活動を行なってきた火山です。約10万年前から活動を開始し、何度かのプリニー式噴火と火砕流噴火が確認されています。中央部には直径約4.5kmのカルデラがあり、その中にはいくつかの溶岩ドームがあります。

 

火山防災に関する取組

「三瓶山の火山災害にかかる連絡会議」の開催

 平成26年9月の御嶽山の火山災害を受け、三瓶山に関係する機関による情報交換と火山災害に対する情報共有を行うため、毎年「三瓶山の火山災害にかかる連絡会議」を開催しています。

 

【令和3年度】

日時:令和3年6月23日(水)13:30~15:30

会場:島根県立三瓶自然館サヒメル

R3会議の様子 サヒメル施設見学

 

【令和2年度】

新型コロナウイルス感染症のため中止

 

【令和元年度】

日時:令和元年5月29日(水)14:00~15:00

会場:あすてらす

 

【平成30年度】

日時:平成30年9月7日(金)14:00~15:00

会場:大田市役所大講堂

 

【平成29年度】

日時:平成29年4月28日(金)13:30~14:30

会場:大田市役所大講堂

 

【平成28年度】

日時:平成28年4月27日(水)15:00~15:45

会場:大田市役所大講堂

 

【平成27年度】

日時:平成27年4月28日(火)15:00~16:20

会場:大田市役所大講堂

 

【平成26年度】※平成26年度三瓶山の火山災害にかかる連絡会議開催

日時:平成26年11月10日(月)14:00~16:00

会場:大田市役所大講堂

 

関係機関の情報共有の促進

 各関係機関において、三瓶山の火山活動の状況や、異常等がないかを確認し、非常時に迅速・的確に対応できるよう、情報共有を図ることを目的として、日頃からメール等で情報を提供しあうとともに、安全情報を近隣住民、観光客等に周知しています。

 

 

火山に関する講演会の開催

 三瓶山に関する講演会を開催し、広く県民に対し、活火山についての基本的な知識や、三瓶山の火山活動についての知識を持っていただき、安全に三瓶山に親しんでもらうよう努めていきます。

 過去の開催状況についてはこちら

関連リンク


お問い合わせ先

防災危機管理課

島根県防災部防災危機管理課
〒690-8501 島根県松江市殿町1番地
電話 0852-22-5111(県庁代表)
   0852-22-6353
FAX 0852-22-5930
e-mail: bosai-kikikanri@pref.shimane.lg.jp