令和6年度病院事業会計決算の概要
1.中央病院
(1)事業概要
●県内全域をエリアとした三次医療を担う基幹病院として、高度・特殊・専門医療の提供、政策医療の推進、地域医療への支援や医療従事者の育成などの役割を果たした。
●主な機能として高度救命救急センター、地域がん診療連携拠点病院、第二種感染症指定医療機関、地域周産期母子医療センターを運用し、また、ドクターヘリの基地病院として救命救急医療に取り組んだ。
●令和6年3月に島根県と締結した感染症に係る医療措置協定に基づき、新興感染症エリアを整備し、県から要請された感染症に対応する病床数の確保に努めた。
●経営改善実行プランに基づき、収入増・費用削減の取組を実施した。
●患者数等の状況
診療科数:25科、病床数:568床
患者数は、入院、外来ともに増加したうえ、診療単価も診療報酬改定の影響や医療の質の向上による診療報酬加算の取得等があり増加した。
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R6年度 (1) |
R5年度 (2) |
増減 (1-2) |
|---|---|---|---|
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入院患者数(人) |
162,723 |
160,545 |
2,178 |
| 上記のうち新規入院患者数 | 12,722 | 12,661 | 61 |
| 入院診療単価(円) | 77,557 | 76,218 | 1,339 |
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外来患者数(人) |
220,620 |
219,598 |
1,022 |
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上記のうち救急患者数 |
17,243 |
17,806 |
▲563 |
| 外来診療単価(円) | 20,724 | 20,285 | 439 |
(2)収益的収支
収益
●医業収益は、前年度比480百万円の増
・入院収益:患者数及び診療単価の増により384百万円の増
・外来収益:診療単価及び診療単価の増により118百万円の増
●医業外収益は、補助金の減等により前年度比416百万円の減
●総収益は、前年度比136百万円の増
費用
●医業費用は、前年度比1,338百万円の増
・給与費:給与改定による増等により1,135百万円の増
・材料費:診療材料費の増等により84百万円の増
・経費:委託料や修繕費の増等により227百万円の増
・減価償却費:機械備品減価償却費の減等により72百万円の減
●医業外費用は、前年度比34百万円の減
●総費用は、前年度比1,294百万円の増
経常損益
●経常損益は、1,697百万円の損失計上となり、前年度比1,239百万円の減益
純損益
●純損益は、1,632百万円の損失計上となり、前年度比1,158百万円の減益
(3)資本的収支
●収入は、企業債や企業債償還金に充当する一般会計負担金等で2,293百万円
●支出は、建設改良費と企業債償還金、長期借入金償還金で3,518百万円
●収支不足額1,225百万円は、過年度分損益勘定留保資金等により補填
(4)単年度資金収支
●償却前損益に資本的収支を反映した単年度資金収支は▲1,876百万円で、前年度比1,254百万円の減
(5)比較貸借対照表
●期末現金預金残高は846百万円で、前年度比1,296百万円の減
2.こころの医療センター
(1)事業概要
●県の精神医療の基幹的病院として精神科救急・急性期医療や児童・思春期の精神疾患治療など医療の提供に取り組んだ。
●平成29年10月から指定を受けている医療観察法指定入院医療機関の運営により司法精神医療の提供に取り組んだ。
●患者数等の状況
診療科数:3科、病床数:224床
●入院については診療単価は上昇するも患者数は減となり、外来については診療単価は減少するも患者数は増となった。
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R6年度 (1) |
R5年度 (2) |
増減 (1-2) |
|---|---|---|---|
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入院患者数(人) |
54,075 |
55,163 |
▲1,088 |
| 上記のうち新規入院患者数 | 334 | 307 | 27 |
| 入院診療単価(円) | 23,672 | 22,069 | 1,603 |
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外来患者数(人) |
25,031 |
24,757 |
274 |
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上記のうち救急患者数 |
129 |
150 |
▲21 |
| 外来診療単価(円) | 7,577 | 7,755 | ▲178 |
(2)収益的収支
収益
●医業収益は、前年度比24百万円の増
・入院収益:診療単価上昇の影響が大きく、患者数は減少するも36百万円の増
・外来収益:診療単価減少の影響が大きく、患者数は増加するも3百万円の減
・その他医業収益:看護師養成事業経費負担金の減等により9百万円の減
●医業外収益は、長期前受金戻入や他会計補助金の減等により前年度比22百万円の減
●総収益は、前年度比95百万円の増
費用
●医業費用は、前年度比54百万円の増
・給与費:給料や手当の増等により143百万円の増
・材料費:薬品費の減等により5百万円の減
・経費:委託料の減等により4百万円の減
●医業外費用は、企業債利息の減等により前年度比7百万円の減
●総費用は、前年度比47百万円の増
経常損益
●経常損益は、341百万円の損失計上となり、前年度比45百万円の減益
純損益
●純損益は、233百万円の損失計上となり、前年度比48百万円の増益
(3)資本的収支
●収入は、貸付金返還金、企業債、企業債償還金に充当する一般会計負担金で608百万円
●支出は、建設改良費と企業債償還金で338百万円
●収支は270百万円
(4)単年度資金収支
●償却前損益に資本的収支を反映した単年度資金収支は、41百万円で前年度比273百万円の増
(5)比較貸借対照表
●期末現金預金残高は408百万円で、前年度比31百万円の増
別表:令和6年度こころの医療センター決算状況(PDF108KB)
3.病院事業会計決算
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