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今後、期待する役割は何か

問11 農林水産業や農山漁村が持っている機能や役割のうち、今後、あなたが期待する役割はなんですか。

グラフ

 

 農林水産業や農山漁村が持っている機能や役割のうち、今後、期待する役割について、最も多いのは「食料や木材など農林水産物を供給する役割(64.1%)」であり、次いで「山崩れなどの自然災害を防止し、県土を保全する役割(60.7%)」、「大気や水質の浄化など自然環境を保全する役割(51.0%)」までが50%以上となっている。一方で、「伝統芸能や文化を保存する場としての役割(14.2%)」、「レクリエーションなど心身の癒しや安らぎの場を提供する役割(14.1%)」が少なくいずれも10%台となっている。

 

 【地域別】

  「食料や木材など農林水産物を供給する役割」は、松江地区(69.1%)と雲南地区(67.6%)が70%程度と高いが、益田地区(56.9%)と隠岐地区(50.0%)では低い割合となっている。

 

【市郡別】

 松江市(68.3%)、その他の市(63.8%)では「食料や木材など農林水産物を供給する役割」が高く、郡部では「山崩れなどの自然災害を防止し、県土を保全する役割(61.1%)」が最も高い割合となっている。

 

【過疎地別】

 「食料や木材など農林水産物を供給する役割」は、非過疎地(67.4%)が過疎地(60.3%)を7.1ポイント上回っている。一方で「就業の場や住居など地域住民の生活の場を提供する役割」では、過疎地(42.8%)が非過疎地(37.3%)を5.5ポイント上回っている。

 

【性別】

 「水資源を貯えたり、洪水の緩和などをする役割(水源かん養機能)」と「食料や木材など農林水産物を供給する役割」では男性が女性を10%程度上回っている。「山崩れなどの自然災害を防止し、県土を保全する役割」と「農業体験等を通しての野外における教育の場を提供する役割」では女性が男性を僅かであるが上回っている。

 

【性・年齢別】

 「食料や木材など農林水産物を供給する役割」は、男性では40歳代(59.7%)を除いた全ての年齢層で70%前後と高い割合となっている。女性では70歳以上(52.3%)を除いた全ての年齢層で60%以上となっている。「山崩れなどの自然災害を防止し、県土を保全する役割」では、男女とも年齢とともに割合が高くなる傾向が見られる。「農業体験等を通しての野外における教育の場を提供する役割」は20歳代で高く、男性では38.5%、女性では41.3%となっている。

 

【職業別】

 「食料や木材など農林水産物を供給する役割」は、すべての職業で60%以上となっている。「大気や水質の浄化など自然環境を保全する役割」では、学生(79.2%)が突出して高い割合となっている。一方で、「水資源を貯えたり、洪水の緩和などをする役割(水源かん養機能)」は、学生(25.0%)が最も低い割合となっている。

 

 【ライフステージ別】

  いずれのライフステージでも「食料や木材など農林水産物を供給する役割」が、60〜70%と高い割合となっている。家族形成期では、「就業の場や住居など地域住民の生活の場を提供する役割(54.9%)」が他のライフステージに比べ高くなっている。一方で「山崩れなどの自然災害を防止し、県土を保全する役割(43.1%)」、「水資源を貯えたり、洪水の緩和などをする役割(水源かん養機能)(29.4%)」では低い割合となっている。

 

 

 


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