12月25日質問項目3

3.令和8年度与党税制改正大綱

○山陰中央新報(曽田):来年度の与党税制改正大綱が決定されました。知事として注目ポイントであるとか島根県への影響について、どのように見ていらっしゃいますでしょうか。

 

○丸山知事:何かたくさんあり過ぎて、よく分かりません。むちゃくちゃ盛りだくさんで、内容を把握し切れないぐらい。多分ちゃんと把握してる人はあんまりいないんじゃないですかね。

 年収の壁の引上げ、ちょっと時限的なものも入ってますけど。それから東京都が課税する特別区の土地に係る固定資産税や地方法人課税全般の偏在是正措置ですとか、利子割に係る清算制度の導入、環境性能割といった自動車・軽自動車税の廃止や、いわゆるガソリン・軽油の暫定税率の廃止といったことが打ち出されておりまして、盛りだくさんであります。

 これがどれぐらいの影響を与えるのかということについては、これは令和6年度決算を基に試算しますと、まず自動車税の環境性能割の廃止によって、県分で約4億円の減、市町村分で約5億円の減が見込まれます。2つ目の暫定税率の廃止は、県税であります軽油引取税が県分で約25億円の減、それから地方揮発油譲与税が県分で約3億円の減、県内市町村分で約1.4億円の減が見込まれております。残念ながら、年収の壁の関係の減収額の試算は現時点では難しいので、今後、国の公表資料を参考にして精査する必要があるということで、今直ちに金額を申し上げるのは難しいという状況でございます。

 地方税の減収については、国の予算に併せて決定される地方財政対策において決定されるので、その内容を見極めていきたいということでありますけども、常々減税に伴う影響が生じないようにということを、知事会もそうですけれども、市長会や町村会と共に訴えてまいりましたので、そういった内容が実現されるということを期待しているところであります。

 

○山陰放送:山陰放送の昌子です。

 先ほど新報さんの質問の中で、税制改正大綱についての質問がありましたけれども、それに関連しまして、この改正の中では、都の法人二税だったり固定資産税というところの地方への再配分みたいなところも盛り込まれていて、これに対して小池都知事は断固反対っていう姿勢を示されていますけれども、それに対する知事の所見、お考えをお聞かせいただいてもよろしいでしょうか。

 

○丸山知事:地方税は、地方税法に基づいて条例を制定し、徴収をするというものですから、大枠は法律で決まるというふうになってます。したがって、どういう税制がいいかということについては、最終的に国会において決められるということだと思います。当然、どの税制改正も賛否両論ありますけども、国において過半数の賛成があれば税制改正はなされると。これは税制だけじゃなくて、法律が改正されますので、そういうことについて、1年間検討されるということですから、具体的な成案が出て、それを各党がどういう評価をされるか、過半数以上の評価をされるかどうかと。これは島根県知事もそうですけれども、個別の都道府県知事が拒否権を持つという制度にはなってないというのが、これはよしあし論とは別ですけども、そういうものなので、そういうことがいいのかどうかということをこれから、どういう案がいいのか、どういう案を考えられるか、それが国会全体の過半数の賛意を得られるかどうか、そういうことになるんじゃないかというふうに思います。

 

○山陰放送:知事御自身は、東京都の税制が全国に振り分けられることについては、どのようにお考えでしょうか。

 

○丸山知事:私は、東京都がというふうに実は申したことはなくて、偏在是正というのは、私は一票の格差と同じように、それは完全に1対1とかってならないです。やっぱりどこかで区切りをつけて是正する水準を決めなきゃいけないだろうと。それはやはり1対2だと思ってます。なので、たしか一番住民1人当たりの税額が小さいところは長崎県だったと思いますけども、そういう県、一番低い県と最大の県とが、これは最大じゃなくてもいいですよ、2番目、3番目が全部2を超えたら、みんな一緒くた、一つだけじゃなくて、2を超えたら、もうそれはそういう修正をしていくということがあるべき、税源が偏在するというのは好ましくないので、一定の水準を決めて、それが結果的に東京都だけが2を超えてるという状況だと思いますので、2を超えたところがほかに出てくれば、それはそれで、ほかのところも偏在是正すべきだというふうに私は思ってまして、あんまり現実的に考えられませんけど、島根県が2倍を超えたら、それは偏在是正をされなきゃいけない、そういうもんだというふうに私は思っているので、それは別に法律に書いてるわけじゃありませんけど、偏在は是正しなきゃいけない。その基準は、ある意味分かりやすい1対2を超えたら、その段階で是正をしていくというのが一つの考え方だと思ってまして、そういった意味では、もう2を超えてしまってる東京都というのは、偏在是正の対象になるというのは自然なことじゃないかというふうに思ってまして、これは首都だからとか、東京だからとかっていうのではなくて、2を超えてるのが東京都だけだから、東京都の話になるということです。

 

○山陰放送:ありがとうございました。

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