３．中国電力から松江市への寄附

○山陰中央新報（原）：松江市のほうで中国電力から市総合体育館の大規模改修に伴って３億５，０００万円の寄附を受けたっていうふうに明らかにされましたが、この件も受け止めをお願いします。

○丸山知事：松江市には原子力発電所が５キロ圏内で、原子力災害が発生したときに、周辺は、いわゆるＵＰＺにおいては屋内退避が求められる段階であっても避難を求められる、早期避難などを求められる、いわゆる特別な対応、一番厳しい対応を求められるＰＡＺがあるわけです。それは、なぜならば島根原発が立地する場所だからですよ、原発が立地する５キロ圏内。そういうＰＡＺがあるという、他地域とは違う状況があるわけですから、中国電力が市町村レベルで松江市、都道府県レベルで島根県に対して相応の配慮をするというのは普通のことだと私は思います。