コメント２）

　続いて、２点目が益田にございます県立石見美術館の企画展「美術館がうまれて、それから」の開催について御案内でございます。

　本年、開館２０周年を迎えました芸術文化センター「グラントワ」の一部を構成します県立石見美術館におきましては、今年度実施します４つの企画展全てを島根に関したテーマとして開催をしてまいりました。その締めくくりといたしまして、１２月２０日土曜から来年の２月２３日月曜まで、「美術館が生まれて、それから～コレクションと石見美術館の２０年～」を開催をいたします。

　この企画展は、石見美術館が収蔵しております作品のうち、約８０点に上る選りすぐりの作品や、開館までの歴史を語る資料を通して、石見美術館設立に携わられた方々の思いや、２０年にわたる活動を振り返って、この石見美術館ならではの魅力や特徴を改めて紹介しようという展覧会であります。

　澄川喜一先生、また森英恵先生から頂きました作品のほか、草間彌生さん、また森村泰昌さんなど、世界的に評価の高いアーティストの作品や、シャネル、ディオールといった著名なデザイナーのドレスも展示をいたします。

　また、学芸員の調査によって光を当てた地域の文化財や企画展のために制作された後に収蔵に至った、石見を題材にした作品も紹介をいたします。お手元に資料をお配りいたしておりますので、後ほど御覧いただければと思います。

　さらに、このグラントワを設計されました建築家、内藤廣さんが今年の夏に渋谷で開催された展覧会で話題になったグラントワの大型模型も展示をし、建築の魅力にも迫ってまいります。多くの県内外の皆様の御来場をお願いするところでございます。

　私からのコメントは以上２点でございます。