11月21日質問項目5

5.国会議員給与

○山陰放送:山陰放送の昌子です。

 県政とは直接関係ないかもしれませんけども、冒頭にありました自民党と維新の連立っていうところの部分に関することで、今、国会議員の給与5万円引上げというような話が上がっていて、それに対して維新の吉村代表は明確に反対するというふうな意思表示をされていて、既にその部分では連立がうまくいってない部分も見受けられるんですけども、その点について知事の所見を伺えればと思いますが。

 

○丸山知事:連立がうまくいってるかいってないかっていう話と、維新の中で、永田町周辺で住まれてる方と大阪におられる方とかとの意思疎通がどうなってるのかという、そういう、先ほどの吉村知事がそういう発言されてるというのは、主にはそこじゃないですかね。政党間というよりは、政党内の意思決定とか意思過程とか。だから、経済対策とかっていうものを、吉村共同代表みたいな方はどういうふうにタッチされるのかというのが、まさに取材対象、何か普通の報道価値がある話だと思うけど、そういうことがどうなっているのかということですよね。それは、東京のことは藤田共同代表か、吉村知事が代表か。で、藤田先生が共同代表かな。2人体制になってんのか、両方の了解を取ることになってるのかっていうことですよね。

 あと、5万円を引き上げる引き上げないの話は、どこで議論されてるんでしたっけ。何かよく分かんないけど。だから、各党協議に入っている内容で、各党協議とか与党協議がなされてる中で吉村代表がそういうふうに言われるんだったら、それは政党の中での意思決定プロセスとか、何か方針決定、方針確認みたいなプロセスがうまくいってないんじゃないのっていう、2つあると思いますけど、その5万円の例というのは、どっちかいうと維新の党内の問題じゃないかなというふうに思いますよね。

 

○山陰放送:その火種になっています5万円、維新のほうとしては、身を切る改革って進める中で、一方、自民党のほうからは5万円の引上げというような、そもそも国家公務員等の給与の問題がベースになってくるところはあるかと思うんですけども、その5万円上がるっていうことに対しては、知事はどのようにお考えなんですか。

 

○丸山知事:最後は国民が判断することなので、身を切る改革と言ってる人が5万円上げますって、恥ずかしくて言えないというのは、何か一つ、心理としては分かりますよね。けど、自民党の皆さんはそんなこと言ってないから、自民の人は構わないですよと、そういうことだと思います。

 普通に考えて、比例定数50人削減とかっていう話を一丁目一番地だって言われたわけだから、それを実現できてないのに給与上げますみたいな話が、とても支持者に説明できないっていうお気持ちはよく分かりますし、これまで言ってきたことが違うから、上げるのが正しいのか上げないのが正しいのかってことは、その当事者が考えることですよ。上げて国民からどう思われるのか、国民から理解を得られると思うのかっていうのは、やられる方が考えて、やった結果が自分に返ってくるんだから、どの道。だから、それはもう決める人たちが責任持って決めて、国民の評価を受けるっていうことに帰するんじゃないですかね。

 

○山陰放送:ありがとうございました。

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