コメント３）

　３点目が、県立美術館におきます企画展「第７２回日本伝統工芸展」の開催についてであります。

　来月３日から月末の２４日まで、企画展「第７２回日本伝統工芸展」を開催をいたします。日本伝統工芸展は、工芸界最大規模の公募展として知られておりまして、陶芸、染織、漆芸、金工、木竹工、人形、諸工芸の７部門から、厳正な審査を通過した作品が全国で展覧されます。

　島根県立美術館におきます企画展では、島根、鳥取両県の在住作家の作品はもちろんのこと、重要無形文化財保持者、いわゆる人間国宝の作品４１点や、受賞作品１６点などを含めて、技を磨き、新たな表現を追求された工芸作品の２７０点を一堂に御紹介をいたします。

　今年は、県内在住の作家の作品が７点入選をいたしております。部門別の内訳は、陶芸２点、染織１点、漆芸１点、木竹工１点、人形２点となっております。それぞれ技術を磨き、新しい表現を追求されたすばらしい作品でございますので、多くの皆様にお楽しみいただきたく、県立美術館への御来館をお願いするところであります。