11月11日質問項目4
4.広島県と韓国・慶尚北道の友好提携
○中国新聞(桑田):韓国の慶尚北道との関係について伺います。
広島県が今月、慶尚北道と友好提携を結ぶ予定にしてます。島根県は姉妹提携を結んでおられると思うのですけれども、竹島の日の条例の制定以降、それ以前と比べると、関係が希薄になってると認識してます。今回の広島との提携を機に、島根県との関係の改善であるとか、修復であるとか、そういったことを期待されるところがあるでしょうか。御所感をお願いします。
○丸山知事:今回の広島県と慶尚北道との友好提携については、これは広島に限りませんけど、日本の各地域と韓国の各地域の友好の輪が広がるということについては、意義深いことで、望ましい、好ましいことだというふうに思っておりますし、今回の広島と慶尚北道の間の友好提携というのは喜ばしいことだというふうに思っております。
ただ、今ちょっと御説明された中では、若干事実関係が正確じゃないと思ってまして、かつて、韓国の慶尚北道と島根県は平成元年の10月に姉妹提携を締結をしておりますけれども、平成17年の3月16日の竹島の日条例の制定によりまして、同日にこの慶尚北道知事から島根県に対しまして、文書で姉妹提携の撤回と断交宣言がなされてるという経過であります。したがいまして、島根県側から姉妹提携をしないというふうに表明したことはなく、慶尚北道から提携の撤回ということが行われて、今、提携状態にないということでありますので、この経緯からしますと、またこれは県議会でも私、答弁申し上げてますけども、提携の回復というのは慶尚北道から申出がなければ進まないと。島根県側から働きかけることではないというふうに認識をいたしております。それは、そういった意味で、我々としては待ちの姿勢で対応するという事柄であろうというふうに思っております。
○中国新聞:ありがとうございました。
お問い合わせ先
広聴広報課
島根県政策企画局広聴広報課
〒690-8501
島根県松江市殿町1番地
【電話】0852-22-5771
【FAX】0852-22-6025
【Eメール】kouhou@pref.shimane.lg.jp