10月17日質問項目9
9.教員の仕事時間
○山陰中央新報:山陰中央新報の曽田です。よろしくお願いします。
日本の教員の仕事時間が、また世界最長だという調査結果が経済協力開発機構が公表されました。率直な受け止めがあればお願いいたします。
○丸山知事:私は、日本の学習指導要領ぐらいまではものが言えますけど、世界の教員の世界がどうなってるか知りませんし、それは文部科学省に聞いてください。私は、海外まで手が出ません。国立大学の授業料だったり、学習指導要領だったり、そういうところまでが私の守備範囲にしてもらって、国際分析は日本国政府、文部科学省において適切になされることを期待してますし、少なくともいい数字ではないってことなんでしょうね。
ともかく問題は、世界一働いているのに、あの算数の結果って、どういうことよ。世界一働いて、やっぱり世界一の基礎学力とかだねとかだったらいいんだけど、世界一働いている、学校の先生が働いてくれているのに、あれって世界一じゃないよねっていう結果になって、あれは世界比較はできませんけど、あれは多分、世界一じゃないよねというところの空回り、自転車でいうと、ペダルは回ってるけど、後ろの車輪に力行ってないじゃん、空回ってるじゃんっていうのの空回り感をなくしていかないと、学校の先生の働く時間を減らしていくということ、これはこれで大事なんだけれども、これだけ世界で一番働いているのに、あの算数の結果は何なのよっていうとこの、ある意味、学校の先生方、徒労感もあると思いますよ、そうだとすると。だから、それをシステムがバグってるので、システムを直せということで、ちょっと期待されてる答えと違うかもしれませんけど、ますます意を強くしたとこです。やはり仕組みを変えていかないといけないんじゃないかっていうことに帰着するんじゃないかというふうに思います。
○山陰中央新報:ありがとうございます。
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