10月17日質問項目6
6.国会議員定数の削減
○山陰放送:山陰放送の昌子です。
知事、先ほど、日本維新の会についての評価っていうところを述べられましたけれども、今、維新の会、自民党と協議をする中で、議員定数の削減というところを一丁目一番地として自民に求めていて、年内の実現を目指すというようなことまで言われてるんですけども、それについての知事の所見と、仮にそれが実現した場合、地方に対する影響があるのかないのかって、どのようにお考えなのかをお聞かせいただけますでしょうか。
○丸山知事:私が直接聞いてないし、聞いてるのは自民党の偉い方なんで、何かその趣旨とかはよく分かりませんけど、やられるんだったら比例でやってくださいと、比例で。ブロック比例とか、全国比例とか。我々としては、地域からの声を国政に上げていくというルートを狭められるということについては承服し難いので、もしそういうことをやられるんだったら、どういうふうに、どうやるか知りませんけど、我々のような地域で既に合区という意味での弊害が出てる地域に、これ以上国政に我々の声を伝えていくルートを狭めるといった形での制度の見直しというのは避けてもらいたいというのが私の認識なので、やられるんだったら、衆だったらブロック比例とか、怒られるかもしれませんけども、参議院だったら参の全国比例とか、そういうところでやってもらいたいというのが、それはそれで問題があるから、それはおかしいっていう議論はあるかもしれませんけど、少なくとも島根県知事の立場からすれば、地域の特有の事情だったり地域の窮状だったりというものを伝えてもらえるのは、その地域、我々の選挙区に根差した国会議員さんが一番なので、そういう方々をこれ以上減らしていくということについてはやめてもらいたいと思ってますし、たくさん都会とかおられるから、人口比例じゃなくて、まびいてもらったって構わないような気がしますけど、そんなことは多分受け入れないでしょうから、どうせ人口比例で1対2だ、1対3だみたいな形で割り振られるということは火を見るよりも明らかなので、比例の世界でやってもらわないとということが、近視眼的には、私からすると、降って湧いたような話なので、参議院選挙で公約として言われていたのか、衆議院選挙でそういう公約を言われたのかどうか、よく知りませんし、一丁目一番地って、別に維新の政策の私はウオッチャーじゃないので、いつから一丁目一番地になってるか知りませんから、考えたこともなかったですけど、私からすると初耳の話なので、そんな話は我々の影響の少ないところで、いや、もしやられるんだったら、少ないところでやってもらいたいです。
とにかくそういうことを自民党としてのまれるのかどうかということも含めて、自民党も慎重に検討されないと、我々は地域の事情としてそういう比例でっていうふうに、ちょっと脊髄反射的に言ってますけど、比例の皆さんは比例の皆さんで、それぞれの仕事、役割を負っておられるので、そういうわけにはいかないという、その反対論、私の言ってることに対しての反対論も当然あるでしょう。それを含めて、そういう維新の皆さんが言われていることをどこまで受け入れられるのかどうかということについては、それは、その結果とか、受け入れ方とかっていうことについては、それはそれで受け入れた側の判断の適否が問われる事態になるでしょう。それは当然、連立の協議をされてる自民党の首脳の皆さん方もよくよく御承知だと思うので、慎重にというか、様々な影響があると思うので、そういう影響を単なる一丁目一番地だからやってくれという、そういう言葉のキャッチボールの話じゃないので、勢いにのまれて、勢いで応えないでもらいたいというのが、外野からというか、島根県知事の立場からしての率直な感想ですかね。
○山陰放送:ありがとうございます。
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