10月17日質問項目5

5.クマ被害・緊急銃猟

○NHK(浅井):熊の件について、全国的に度々ニュースでもずっとやられていますけれども、県内のまず状況の受け止め、データを見ると、目撃件数とかは昨年度よりすごく増えてるとかっていう感じじゃなく、今のところは去年比と比べるとそんなに増えているって感じじゃないんですけれども、まず熊の被害についての受け止めと、先月、改正案、鳥獣の保護管理法が改正されて、施行されて、猟銃の使用がある一定の下で、市街地での猟銃の使用というのが可能になったと、先月から、思うんですけれども、そういうところで、市町村が主体ではあるんですけれども、県も支援をしていくというふうにホームページなどには書いてまして、そういうところの、市街地で猟銃が使用できることになったことについての受け止めと、併せて教えていただけたらと思います。

 

○丸山知事:今御指摘のあったとおり、9月末の数字を去年と比較すると、目撃件数、捕獲頭数ともに大分、去年よりは少ないです。ただ、目撃件数が572件、捕獲頭数が46頭ですから、実際に目撃をされる方々だったり捕獲をされてる方々からすると、この数字、小さいから大丈夫みたいな数字じゃないわけですので、様々な獣害対策としての捕獲なり、わなの設置なり、そういった支援というのを政府と一緒にやってるわけでありますけども、実際に捕獲をしていくとかってことじゃなくて、差し迫った危険として町なかに熊が出てきたときにどうするかという話として、住家があるところでも銃が撃てるような形での法改正が今般なされて施行されてるということについて、これはハンターの皆さんからすると、これまでやってはいけないってことを例外的にやっていいというふうになったわけなので、それをどうやって運用していいのかと、本当にどうしたらいいのかということを具体的に研修などを通じて理解をしてもらわないと、制度があっても、実際市町村なり猟友会の皆さんが対応できないということになりかねないので、研修を実施をしていくということを通じて、そういう制度を利用しなきゃいけないときに利用できるように、我々として環境整備をして進めているところであります。

 

○NHK:最後、環境整備を進めていきたいという話ありましたけど、具体的にホームページにも出てましたけど、こういうふうに自治体を支援していきたいとかっていうところは、知事としてはどうお考えでしょうか。県として支援、自治体とかハンターの方とか、そういうふうに猟銃を使えるようになったということについて、どう支援していきたいというのはいかがでしょうか。

 

○丸山知事:猟銃を使えるようになったのでという、そういう制度ができたので、そういう制度が本当にちゃんと使えるように、頼む市町村の側がどういう手順が求められるのかっていうことの理解、それから、猟友会、ハンターの皆さんに、こういう場合にこういうことができるようになってる、またはこういうことをお願いすることになってるということで、この制度をよく理解してもらうということのために、環境省なりが実施してる研修会にいろんなとこで参加をしてもらうといったこと、そういう意味では、そういうソフト面でのサポートが中心になるんじゃないかというふうに思います。

 

○NHK:ありがとうございました。

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