10月2日質問項目5
5.スマートシュリンク
○日本経済新聞:日本経済新聞の田中です。
人口減というのが全国的に進む中で、高知県知事がスマートシュリンクという考え方を出されていると思います。人口減に対して正面から向き合うという意味で、政策面も含めた発想の転換というふうに受け止めております。
島根県も人口減というのは深刻な問題で、重要な政策テーマだと思うんですけども、このスマートシュリンク、賢く縮むという考え方について、知事の考え方というのを改めて教えていただけますか。
○丸山知事:島根創生計画の中でも、中山間地域・離島の暮らしを守るということの中で、人口が減ってますから、シュリンクしてるわけです。そのシュリンクの中でどうやって機能を維持していくかという意味でいけば、私は片仮名は好きじゃないけど、既に取り組んでいる小さな拠点とかというのはそういうことですし、もう人口減少、先駆けて進んでるわけですから、それは出生率の2.07とか、社会減をなくしていくとしても、それが全世代に及ぶまでは人口は減り続けるので、人口減を前提にして生活に必要な機能をいかに残していくかという政策課題に取り組まなきゃいけないというふうに思って、これまでも取り組んでいますし、そういう意味では、私は、スマートシュリンクで人口減少問題はなくなるとか、人口が反転していくということはないので、それはあくまでも人口が反転するまでの必要な手当てとしてやっていかなきゃいけないと思ってますので、それ自体を目的化するつもりはありませんけども、それは同時に必要な対策で進めなきゃいけないという意味では同じ認識です。
お問い合わせ先
広聴広報課
島根県政策企画局広聴広報課
〒690-8501
島根県松江市殿町1番地
【電話】0852-22-5771
【FAX】0852-22-6025
【Eメール】kouhou@pref.shimane.lg.jp