10月2日質問項目4

4.病院の経営環境

○山陰中央新報(原):今(補足:安来市の2病院統合方針表明にかかる質問への回答)おっしゃったように、統合方針の理由に、病院の経営環境の厳しさが増しているというところが一つ上げられると思います。今、県内の各公立病院でも、2024年度の決算が公表されつつあって、赤字額が目立つような病院も増えているかと思います。

 県としても従前から、物価高騰だったりとか人件費増に加えて、国の制度設計に構造的な問題があるというふうに指摘されていますけども、改めてこの現状、各病院の赤字状況であったりとか、厳しい病院経営というのをどう見られているのかというのと、あと、県としてどう対応されていくかというところを教えてください。

 

○丸山知事:だから、ほれ、見たとおり、言ったとおりになっているじゃないかと。こんな人件費が上がってて、物件費も上がってて、光熱費も上がってて、それが2年、3年たって、これは介護もですよ、2年も3年たって0.何%とか1.何%とかってアップをやってる時点で、物価上昇を踏まえた公定価格の改定じゃないというのが、もう何か、ミクロを見なくたって、マクロの数字で分かる話だから、そんなことをやったら、それはどこだって収支が悪化するに決まってる。それがどこの分野でも出てる。自治体病院だからとか、高度専門医療をやってるからとかっていうことじゃなくて、比較的地道な医療をやられてるようなところでも収支が悪化してるというのは、これは民間病院から聞いてるとこですから、懸念が懸念どおりになってる。その対策といったら、それは公定価格の改定が間違ってるんだから、公定価格、早く見直せって、それを求めていくってことですよ。

 何か、こういうことを予見するのが難しかったですけど、思わずこんな結果になってしまいましたじゃなくて、もうこうなるのが分かっててやって、案の定こうなってるという、それだけのことじゃないですか。何か、何でこんな結果になってるのかなって、誰も思わないでしょう、病院関係者は。政府がこういうふうになることが分かっててやったということじゃないんですか、政治も含めて。それが分かんなかったっていうんだったら、その決定した人たちがその職から離れるべきですよ。そんなことも分かんないんだったら、そんな仕事しちゃ駄目よ。そんな無能だったらね。予想どおり、言ったとおりになってしまってますね。どうしてくれるんですか。直すしかないでしょって言っていくということです。

 

○山陰中央新報:ありがとうございます。

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