10月2日質問項目2

2.竹島の日式典にかかる自民党総裁選挙候補者発言

○山陰中央新報(原):総裁選関連で、立候補している候補者が討論番組で竹島の日の式典に閣僚が出席すべきとの考えを示されましたけども、この発言に対する受け止めをお願いします。

 

○丸山知事:それは、コメントを出させていただいておりますけども、島根県のもともとの主張は、「竹島の日」自体を、政府が太政官布告をした日なりで閣議決定で決めて、それで竹島の日の式典を政府が主催をして東京で行って、我々が来賓で呼ばれるというぐらいの話で、それを本来求めている。ただ、それを今、そういうことをやっていただけないので、竹島の日の式典を、竹島の日を、島根県の隠岐郡に編入した日を竹島の日として条例で決めて、その日に島根県が、島根県主催で松江で行っているという状況に対して、本来的な姿ではないけども、やっていることに対して出席を要請しているということでありますので、満額回答とは思ってません。けれども、これまで我々が求めてきて実現できていないものが実現できるとなれば、それは現状から大きく一つ改善していく第一歩だというふうに受け止めているというふうに認識をいたしております。

 

○山陰中央テレビ:TSK、宍道です。お世話になります。

 先ほどの関連して、竹島の日に関する討論会での発言があったというところに関連してなんですが、全候補、5人全ての候補から竹島問題についてコメントがあったというわけではないというふうに認識しておりますが、そのコメントされなかった候補が当選された場合についても、やはりこの領土問題については、島根県として要望を続けていくということで間違いないでしょうか。

 

○丸山知事:これまでもやってますし、総理が替わったからやめるって話じゃないので、ああいう発言がないのがこれまでの普通だったわけですから、別にああいう発言がない方が当選されるのは、ある意味普通の状況なので、これまでどおりやっていきます。粘り強く取り組んでいきます。

 でも、何だかんだ言いながら、ちゃんとこういうことを求めていくから、ああいう発言も出てるんだと思いますし、ああいう発言すら出てこない状況よりは、ああいう発言が出てくるという状況は、状況としては、結果が出る出ないは別にして、実現すれば一歩前進と言いましたけど、実現しなくても、前よりそういうことが必要だというふうに言われる総裁候補がおられるという状況だけでも改善というか、ものが進んでるというふうに受け止めるべきだと思います。

 

○山陰中央テレビ:ありがとうございます。

お問い合わせ先

広聴広報課

島根県政策企画局広聴広報課
〒690-8501
島根県松江市殿町1番地   
【電話】0852-22-5771
【FAX】0852-22-6025
【Eメール】kouhou@pref.shimane.lg.jp