9月5日質問項目6
6.令和7年産米概算金
○NHK:すみません、NHKの内野です。
先日、JAしまねのほうが、今年生産される米の概算金を発表しまして、それで、その概算金が過去最大になったというニュースがありました。それに対する知事の受け止めと、あと、島根県のほうで米の価格高騰に関して給食費の補助などを行っていますけれども、この概算金の発表を受けて、今後の支援策、そういったところをどのようにしていくか、お考えをお聞かせください。
○丸山知事:値段が上がることについては、生産者米価に相当するものですから、生産者にとってはいいことだと思いますけども、今言われたように、消費者にとって、手に取れない値段になってしまうというのは、主食としては望ましくないので、これが一体どういうふうに推移して、流通、小売を経てどういう値段になっていくかということについては、県内クローズの世界で流通してるわけじゃないので、売手は大きな全国チェーンから何からありますから、政府のほうでどういうふうに、小売価格のほうがどういうふうに推移していくのかということをよくよく注視してもらって、対策が必要であれば、対策を講じてもらうということじゃないかと思います。
給食費の支援については、今行っておりますので、これで価格が変わってくれば、予算が今の予算で足りるのかどうかということを改めて確認して、不足するようであれば、追加の補正なりを考えていくっていうことを今後、状況をよく確認して検討していかなきゃいけないということだというふうに思ってます。
去年とちょっと状況が違うのは、よくも悪くも備蓄米の放出が想定よりも遅れた、備蓄米が放出されたけども、実際に店頭に並ぶのが遅れたということで、結果的には新米、令和7年産米の新米の流通過程で備蓄米がまだ残ってるっていうか、まだ流通し切れてない、売り切れてないという状況になりますから、ある意味、令和6年産米と同じように高止まり、令和7年産米、新米が高止まりする、または高くなるという状況になったとしても、去年は高いものしかなかったですけども、今年はちょっとやっぱり味が落ちたり、品質的には一つ落ちますけども、それに対応した低い値段の売り物がある程度あるということは、そういう意味で、消費者のフラストレーションというのは、そこの部分で緩和されるんじゃないかと思いますが、最後は多分、備蓄米もなくなっていくので、それからどうしていくか、高い米しかないという状況になったときに、また去年の新米シーズンみたいなことが起きないかということは政府で注視してもらっていかなきゃいけないんじゃないかというふうに思っております。
お問い合わせ先
広聴広報課
島根県政策企画局広聴広報課
〒690-8501
島根県松江市殿町1番地
【電話】0852-22-5771
【FAX】0852-22-6025
【Eメール】kouhou@pref.shimane.lg.jp