8月22日質問項目3
3.高温・少雨の影響
○読売新聞:読売新聞の小松です。
7、8月と、高温かつ少雨が続いていて、県内でも農作物などに影響が出ているようですが、具体的にどういった被害が出ているか、また、農家への今後の対応だったりとか、あと、お米の価格、25年産米への影響など、考えをお聞きできますでしょうか。
○丸山知事:一番最後の問いをまず答えさせていただくと、米の状況というのは、結局全国の流通の話なんで、島根県だけの作柄を見ても分かりません。島根県知事が米の値段、全体がどうかっていうのは、島根県内を見たところで分からないので、はっきり言ってそれは分かりません。農林水産省も供給見通し出さないし、分からない。だから、プロの皆さんだから、農家の方とかに聞いてもらって、でも、それでも結局島根が取れても、ほかが取れなかったら取れないし、島根が取れなくても、ほかが取れれば、米がたくさん取れれば安い方向になるだろうし、要は島根県の中だけでどうこうという話は、正直分からないですね。
高温障害でいくと、柿に肌焼けが発生したりしてますし、ブドウの高温障害が懸念されるんで、袋をかけたり、そういう高温対策として農家の方にやっていただけるような対策は、農協、営農サイドでお知らせして、対策を講じてもらうというふうにしています。けども、もともとの高温自体が手が出ないので、やはりその影響を完全になくせるというわけではないので、そういう意味では、一定の影響というのは避けられないんじゃないかというふうに思っております。
高温ね。水稲は、葉枯れや枯死が発生をしてます。これは雨が降る前ですね。果樹では日焼けによる柿の品質低下、畜産では輸送中の肉用牛の死亡、林業では乾燥により一部の植えた木に枯れが発生してる。それから水産では高温によると思われる鮎のへい死が発生しておりますので、それに対する、できる対策というのも知らせて、対応してもらってるということと、今後、高温障害が続いた場合に想定される影響としては、果樹では肥大不良による果樹、柿、梨の収量の減少や日焼けによります品質、等級の低下、それから野菜ではキャベツなどの秋冬野菜の定植が遅れたり、生育不良、そして畜産では家畜の体調不良によります収量の減とか死亡事故などが懸念されるところでありますけども、それぞれできる対策をお知らせして、対策を取っていただくということで対応しているところであります。
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