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11月22日質問項目11

11.木次線のトロッコ列車「奥出雲おろち号」ラストラン

○中国新聞(新山):すみません、ちょっと時間がないんですが。今日、交通関係の話がよく出ているのでちょっとお尋ねしようかなと思ったんですけれども、あした、トロッコ列車のおろち号がラストランを迎えるということになるんですけれども、これの、今までも質問いろいろ出てるかと思うんですが、改めて受け止めをお伺いしたいというのが1点と、今日の話でいくと、交通事業者、利用者が減ったりとか、あと運転手さんが減ったりして非常に厳しいことが伝えられているんですが、知事として、観光の観点から鉄道会社に今後求めていきたいことというのがあればお願いいたします。

 

○丸山知事:トロッコ列車が運転を終えるという、その最大の理由は車両の老朽化であります。安全運行と経年による劣化の影響で、いろんなものの補修が難しくなってるということを踏まえての老朽化でありますけども、逆に言えば、新規投資をするという判断をしてもらうというまでの収益源になってないということの裏返しでもあります。鶏が先か卵が先かという話になりますけれども、JR西日本には、これまでトロッコ列車の運行を通じて、普通の、通常の車両では体験できない、トロッコ列車という形態で多くの観光客の皆さんに木次線沿線の自然を満喫をしてもらうという車両を運行してもらった、非常にそういう意味では感謝をいたしております。そして、このトロッコ列車というものの、これまで島根県なり、この沿線に果たしてもらった役割は大変大きいわけでございますので、感謝いたしておりますし、それが終わるということについては、やはり寂しさもございます。

 このトロッコ列車が終わるということに当たりましては、県と沿線の市町でJRと協議をさせていただきまして、「あめつち」の乗り入れといったところを代替措置として取り入れてもらったり、ラッピングの車両を導入をするといった形で、その影響が最小限にとどまるように協力して取り組んでいるところでございまして、そういった流れでの取組を関係者と共に取り組んでいきたいというふうに思っているところであります。以上であります。

 

○中国新聞:ありがとうございました。

 


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