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11月8日質問項目6

6.熊被害

○読売新聞:読売新聞の松田です。

 ちょっと他県の話ですけど、秋田県のほうで熊の被害が結構続いてて、今日も何か朝、被害が起きていて、けが人が過去最多を更新したという報道があります。島根県も昨日、浜田市で、けがはなかったですけど、遭遇したという事案もあり、6月にはけが人も出て、熊のそういう被害が出ているということなんですが、県として熊の被害対策というのはどういうふうに、改めてどういうふうにしていかなければいけないのかということと、それと今、結構問題というか、秋田県のほうでは、熊の駆除に対して県のほうに暴言とか執拗な要求とかいう抗議電話が結構多数寄せられているというのが問題になってて、佐竹知事も、こんなのに付き合ってる、仕事になりませんみたいなことで、すぐ電話を切るという、何か必要性を訴えられてて、こういう状況について、例えば島根県で同じように駆除をやったときに、同じようなことも想定されると思うんですけども、これについて知事はどういうふうに対応していくとか、そういうお考えを教えていただけますか。

 

○丸山知事:熊は、特に県西部ではツキノワグマの生息地帯でもありますので、これまでも里に出てくるということはありまして、今年はちょっと多いのかな、というところでございますので、注意喚起をしていくということ、そして必要に応じて駆除が必要な状況になれば駆除をしていくということ、手順決まってますので、それに従って対応していくということになります。

 私も秋田県知事と同じスタンスで、職員の仕事の仕方ということ以前に、駆除することについては、駆除が必要だから駆除してる。人命が大事なので、人命を守るために、好きでやってるわけじゃないですよ。人命を守るために必要なものについて駆除をしてるということですから、かわいそうかもしれませんけども、それは守るべきものがあるのでやらせていただいているということで理解をしていただきたいというふうに思いますし、一定の説明はちゃんとしますけども、それで仕事が滞るということがあれば、それはもう一定の説明をきちんとしたという自信があれば、もうそこで電話を切っても仕方がないでしょうという、そういうことです。だと私も思います。

 気持ちは分かりますけども、かわいそうだという気持ちでは守り切れない危険があるから、やむを得ず駆除をさせていただいてるということについて理解を求めつつ、いわゆる考え方の違いということで溝が埋まらない場合に、同じ説明を繰り返しても致し方ありませんから、そこは一定のところで仕事をさせてもらうということは、公務員として別に普通のことだというふうに思いますから。起きてるかどうか知りませんけど。

 


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