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9月28日質問項目3

3.推計人口
〇山陰中央新報(白築):ちょうど人口減少の話が出て、関連でお伺いできればと思うんですけど、昨日のことになって、翌日でこういった質問をするのもあれですけども、65万人を切ったということで、コメントも出されてますけども、改めてこの点、知事の御自身の口から説明というか、受け止めを改めて伺えればと思います。よろしくお願いします。

 

○丸山知事:県内の人口というのは、いわゆる少子高齢化の影響で、年齢構成として高齢者の方々の割合が高いということでございますので、これは島根創生計画をつくるときから分かっていたことで、それはお示しをしていた内容でありますけども、当分の間、人口減少を避けられないという状況にございます。こういったことの歯止めをかけていくためには、若者の雇用、しかも、若者が望む質を備えた雇用を生んでいくための産業の振興ですとか、仕事をして子育てをされるというときに必要になる公的な支援の充実、そして、中山間地域や離島など人口減少がより一層進んでる地域は、まだらの状況でございますので、そういった地域の下支えやインフラの整備、U・Iターンの推進などの島根創生計画で掲げております様々な政策を着実に進めていく必要がありますし、想定よりも少し早く人口減少が進んでるという状況でございますので、より力を入れて取り組まなければいけないというふうに認識をしているところでございます。

 

○山陰中央新報:ありがとうございます。昨日のコメントにも資料とともに触れてありましたけども、石見部だったりとか、隠岐の人口減少がすごく顕著で、これが県全体の人口減少を引っ張ってるというような状況があるかと思うんですが、ここへの手の打ち方について、改めて今のお考えというか、創生計画を絡めてだと思うんですけども、伺えればと思います。よろしくお願いします。

 

○丸山知事:それは、石見だから、隠岐だからって、別の対策があるわけじゃないですよ。同じです。石見、隠岐の人口減少っていうのは、いきなり県外に行ってるものもありますけど、それが県東部に来てる部分もありますから、隠岐や石見の減少率の大きい人口減少というのは、実は県東部の人口を支えてるという側面もあります。県庁だって、全県下、津和野高校の出身の方もおられれば、益田高校の出身の方もおられますけど、そういう事業所として県庁がある、厳然として松江にあるということで、そういう社会移動が生じますから、そういった意味で、そういう全体の県内のバランスだったり、石見部については、別に物を売るときに松江を経由して物を売る必要はありませんから、観光だって、別に出雲空港から来られた方を相手にしなければいけないわけじゃなくて、広島空港、広島駅、山口線を使って来られる方もおられますし、そういう山口とか、山口の先は九州ですよね。九州や山陽に近いという地理的なメリットを生かして、そういった地域との交流人口、観光振興なりを進めていくといったこと、石見の強みを生かしていくということじゃないかと思いますし、隠岐につきましても、有人国境離島の振興の制度でしたり、離島振興の制度もございますので、そういったものを使って交通インフラの維持を図っていきながら、チャーター便の誘致などを通じて、この出雲や境港、七類経由だけじゃない観光を楽しんでもらうということをFDAやJALと連携して取り組んでいくといった形で取り組んでいきたいというふうに思っております。

 

○山陰中央新報:ありがとうございます。

 


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