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9月5日質問項目5

5.台湾訪問
○時事通信(勝又):先月28日に台湾を訪問して商談会に臨まれたと思うんですけども、そこでの成果ですとか、海外出張の感想をお聞かせください。

 

○丸山知事:中国地方全体としてのプロモーションを中国5県の知事と共に行って、旅行代理店の皆さんを中心に、台湾の送客を担われてる皆さんに対して中国5県全体でのアピールをしてきたところでありますし、島根県単独の行動といたしましては、これまでも送客をしてもらっております旅行会社2社と、まだ大きな取扱実績はありませんけれども、日本の資本の入った台湾の大手の百貨店に訪問して、県産品の扱いの拡大の働きかけなどを行ってきたところであります。

 島根県には国際定期便がございませんので、まずはチャーター便からのスタートになるかもしれませんけども、チャーター便というのは、席を買い上げて飛ばしてもらうということになりますから、旅行代理店が出雲空港着でツアーを組みたいというふうに思ってもらうことがスタート地点ですから、そういったことの働きかけを強めていきたいというふうに思っているところであります。

 

○時事通信:ありがとうございます。

 

○山陰中央新報(高見):台湾出張の関連でお伺いしたいんですけれども、実際に現地でいろいろとアピールをされて、県産品の拡大とかいうのをちょっとお願いをされてこられたというところで、実際に現地でニーズといいますか、肌で感じられて、逆に島根県側で何かもっと強化しなきゃいけないポイントとか、何か改善しなきゃいけないこととかあったらちょっと、お気づきのことがあれば伺いたいなと思うんですけれども。

 

○丸山知事:これは島根県だけじゃないんですけど、今回、10月にチャーター便を短期飛ばしてくれる旅行会社の方に言われたんですが、もう1日長くしてほしいと。3泊4日だったのかな。3泊4日のチャーター便の設定にしてる。本当は4泊5日ぐらいがいいんだという要望を受けたんですけど、何が阻害要因になってるかというと、島根県側がそんな何日も回るところがないということじゃなくて、チャーター便の裏側、向こうから来てもらうのに、その戻る便で島根県内の旅行会社さんが台湾に行くツアーを募集してるんですよ。それが、募集状況が強くないので、4泊5日にしてしまうと対応できない。つまり円安が度が過ぎてるから、日本人が行けなくなる、島根県、こちらから行けなくなってる。多分どこも、定期便が戻ってるところも、よく聞きますけど、向こうからは来るけど、こっちから、日本発の人が伸びないってどこも言ってますよね、どこも言ってるんですよ。だから、片側だけだと限界がある、バランスが取れてないと。私は為替の是正をしてもらいたい、為替の是正を。過度な円安だからこんなことになってる。

 家族でハワイ旅行に行くなんていうのは、昔そんなことやってたのって言われる日本になっちゃうかもしれませんよ、こんなことだと。安いといって、よそから来るけど、日本人が外に行くのは高嶺の花と。そういう限界が来てる感じがしますよね。要するに相互の行き来の話なので、来てもらうだけじゃあ限界があるということですよ。と私は改めて思いました、実感を持って。もともと持ってたけど。そういうことです。為替の是正、金融政策の見直しをしてほしい。

 

○山陰中央新報:分かりました。ありがとうございます。


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