• 背景色 
  • 文字サイズ 

9月5日質問項目2

2.新型コロナウイルス感染症
〇山陰中央新報(高見):コロナの関係をお伺いしたいんですけれども、定点当たりの報告数、一番直近だと先週の水曜日かなと思うんですけれども、その時点のデータとしては下がった数字が出ておりまして、しかし、毎日複数件クラスターが発生していて、実際、医療機関を見ますと、入院を止められたりとか救急車の受入れをストップしているようなところも出たりしている状況の中で、お盆前には感染対策を呼びかけられたりもしたと思うんですけれども、現状をどのように見ておられるか、受け止めをお伺いできますでしょうか。


○丸山知事:患者さんが多くて救急をさばき切れないという意味での停止をしてるとかということではなくて、基本的には院内感染、院内といいますか、職員の皆さんの感染で体制を縮小せざるを得ないというところが今、現時点で2つの病院が確認されておりますけれども、それをフォローする周囲の体制はありますので、医療逼迫といった状況にはなってないという認識であります。

 全国的な状況というのは、申し訳ないですけど、全国の報道が全く、報道機関の皆さんが報道される姿勢があまりないので何が起きているか分かりませんけど、県内の状況を数字で見れば、医療に負荷がかかってないわけではないけども、それが医療逼迫というふうな状況が生じているわけではないというふうな評価であります。

 

○山陰中央新報:ありがとうございます。

 あわせて、今回の9月の補正予算の中での県の単独事業として続けるというところで、コールセンターを引き続きやられるというところだと思うんですけど、その点もちょっと、知事の御見解といいますか、伺えますでしょうか。

 

○丸山知事:今回は、5類化になって、なおかつマスクが個人の判断、ただ、事業所は別ですけどね。そういう、私からすると自助も公助も共助も緩んだ中で、夏の感染拡大ということになってますけども、夏は熱中症とかありますんで、それはそれで、そういう夏特有の救急搬送が多い時期ではありますけども、本格的に厳しいのは冬のほうが、心疾患、脳の血管疾患、脳梗塞や脳溢血かな、そういった、もともと命につながりかねない救急搬送が多い時期に、今回のような状況がさらに拡大して起きるとなると、医療逼迫となりかねないおそれがあるわけですので、一番最初の相談というところの窓口を全く完全に閉じてしまえば、今回、大ごとにならなかったからといって、次回、大ごとにならないとも限らないということでありますから、縮小していいのかどうかというのはちょっと迷いましたけれども、途中で体制を持っていれば拡大することも、例えば時間を置いてできますので、やめてしまうというのは危険だという認識で、体制を基本的に継続をする、ただ、若干縮小していくということで、冬場の感染拡大に備えるベースをつくっておくという認識であります。

 なくしてしまうと、業者を探すところから、頼んでたところができるのかというところからスタートしなければいけなくなりますので、契約を継続するということが必要なリスクマネジメント、リスク管理として必要だというふうに考えて、そういう予算を提案したいと考えたところであります。

 

○山陰中央新報:ありがとうございます。

 


お問い合わせ先

広聴広報課

島根県政策企画局広聴広報課
〒690-8501
島根県松江市殿町1番地   
【電話】0852-22-5771
【FAX】0852-22-6025
【Eメール】kouhou@pref.shimane.lg.jp