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8月22日質問項目9

9.コロナ5類移行後の県内経済状況
○NHK:NHKの猪俣です。お願いします。

 コロナ5類移行後、夏の行楽シーズンを迎えたということで、観光業ですとか宿泊業って、県内の経済状況、足元、今、回復途上にあると思うんですけど、どういうふうに見てらっしゃいますでしょうか。

 

○丸山知事:去年に比べて大きく伸びてます。けれども、コロナ前の水準に戻ったものよりも、もう一息届かないというところが多いんじゃないかというふうに思います。それは、私は何度も申し上げているとおり、やっぱりどうしても全体として実質所得が下がってるので、やっぱり行楽に充てるお金というのは一番、そういう生活必需品の上昇というのの直撃を一番最初に受けるので、その影響がやっぱり、コロナ前の経済環境と、様々な生活必需品、エネルギーも含めた、その高騰の影響の余波が、これ確実に出てるので、なかなかコロナ前と同じに戻っていくというのは、そういう意味での物理的に壁があるんじゃないか。そこはやっぱりそういう、私は為替の改善が要るんだと思いますけど、やっぱりそういう経済環境をつくっていかないと、経済環境が違う中ではなかなか、コロナのあるなしが同じになったところで、コロナに伴う規制がコロナ発生前と同じ水準になったところで、我々の財布が状況が違うので、同じ結果になりにくいんじゃないかと思うんです。

 なので、先ほど白築記者からお話のあった様々なエネルギーの対策とか、ガソリンの対策とか、電気代の対策みたいなものが途端に切れてしまうと、これ、だって、電気代ってね、何千円とか、世帯数によっては万を超えるような支出増になったら、そりゃあ10月になった途端に給料が1万円増えたなんてできませんから、それはその分きつくなりますわね。なので、逆に冬が心配みたいな。秋の行楽シーズンがそういう影響を受けかねないという意味で心配ですね。

 

 


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