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6月30日質問項目3

3.教員採用試験

〇山陰中央新報(清山):続いて教育委員会の話題になってしまうんですけれども、少し前になりますが、文部科学省が教員採用試験の日程を6月に前倒しするという方針を打ち出されたかなと思います。民間への人材の流れに対抗するような意図があるようなんですけども、自治体によっては、作問スケジュールの見直しですとか教育実習のスケジュールの見直しですとか、そういった課題も指摘されているかとも思います。この方針に対する知事の所見といいますか、受け止めがあればお願いします。

 

○丸山知事:ほかの仕事との比較で負けてるということ、それは一つの側面だと思いますけど、ほかの仕事と比較せずに学校の先生になりたいというふうに強く希望される方が、つまり最も歓迎すべき志望者の方々が減っているんじゃないかという問題認識で取り組まれたほうがいいと思います。こういう何か競争に負けてるということじゃなくて、何か舞台に上がってこなくなってる。かつてであれば志望したような学校の先生のお子さん方が、昔は父母と同じように先生になろうと思ったような人たちが、今はお父さんお母さんの姿を見て、そう思えなくなってる、そういうところが問題の本質だと思って対応されたほうがいいと思いますので、いろんな議論が進んでますから、これで全て問題が解決すると言ってるわけじゃないので、いろんなことをやられるということだと思いますけど、早くすれば何とかなるという、そんなレベルの話じゃないという受け止めで、多分どこの教育委員会も、県教委も、都道府県教育委員会も受け止めていると思いますけど。早くすれば何とかなるっていう話じゃないだろうと。だから、文部科学省も、早くすれば何とかなると言ってるわけじゃないですけどね。これだけでは事が進まないでしょうねと。ともかく本質的に志望されなくなってるという危機感を持って取り組まなければいけないんだと思います。

 

○山陰中央新報:分かりました。ありがとうございます。

 


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