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6月30日質問項目12

12.自治体への要望

〇山陰中央新報(清山):宗教団体のエホバの証人の宗教二世の方たちが、全国の県ですとか自治体に対して要望しているということが出てるかと思います。信者を親に持っていて、子供たちが学校のある平日に大会への参加なんかを強要されていることが問題視をされているっていうことなんですけれども、島根県に対してこういった要望が来ておりますでしょうかという確認と、もし来ておりましたら、県としての対応ですとか、知事の所感などをちょっとお聞かせいただければと思います。

 

○丸山知事:宗教二世の問題を扱われる団体の代表の方から、島根県内で開催されるエホバの証人の地区大会で信者の子供が参加を強制されれば、それは児童虐待に当たることから、強制されないように対応を求めるもの、また、その大会が県有施設で開催される、貸し出すことを前提としている県有施設で開催されますので、そういう児童虐待の発生を防止することが困難な場合は、施設利用を中止すること、まあ取り消せっていうことだと思いますけど、を併せて求める内容であります。

 児童虐待の判断は、児童ごとに、この児童の状況、保護者の状況、生活の環境などを照らして総合的に判断をするということ、その際は、児童の側に立って判断をするということが必要であると考えておりますけども、今回、そういうエホバの証人という宗教団体の大会が開かれるということだけをもって虐待かどうかということを判断できるものでありませんので、開催のみをもって虐待が行われるというふうに判断して対応することは困難だというふうに思っております。ですので、開催の前段階で施設利用を断るということは、今考えていないというところであります。

 

○山陰中央新報:分かりました。ありがとうございます。

 


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