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6月30日質問項目10

10.一畑百貨店

○NHK(奥野):一畑百貨店の閉店に関しまして、県も含めて、松江市などと支援に向けていろんなチームを立ち上げたり、会議などで進めていらっしゃるかと思いますが、今後の支援の考え方や動き、具体的にどのように進めていくか、お考えを聞かせていただけますでしょうか。

 

○丸山知事:課題は2つあります。一つは、一畑百貨店が閉店されることに伴って、今、百貨店で、一畑百貨店という会社にお勤めになられている方々の雇用、そしてそこにテナントで入られている、これは一畑百貨店じゃない会社にお勤めの方の店舗が単純になくなるだけだと、それぞれの仕事がなくなってしまうということですので、つまり雇用の維持、継続、一畑百貨店でそのままお勤めになられるということは、もう非常に限定的ですから、転職の支援をきちんとやっていくということ、それから、もう一つは、今、一畑百貨店というブランドとか場所で売上げを上げておられる県内の事業者さんがおられる。そういう売上げを、一畑百貨店というお店やブランドがなくなる中で、どうやって売上高を減らさずに対応していただけるかということです。例えば一畑のお中元とか年末年始の贈答、お歳暮とか年始の贈答品で売上げを上げておられたという事業者さんが、一畑の贈答の世界では、そこで売上げが上がらないわけですから、それを島根県の物産協会とかというところで代替していけるのか、そういうこと。それから、実際の実店舗、お店をテナントとして出されていたお店とか、あそこで委託販売をされていた商品の売上げが減る可能性があるわけですから、それをどうやって維持していくか、ほかのところでの売上げに振り替えていけるかという、そういう取引先の支援をしていかなければいけないということであります。

 雇用の関係は、国の島根労働局や経済団体などと協力をして対策をしていくということになりますので、そういう離職を余儀なくされる方々の相談なり求職のニーズに対応できるように、県内の、松江が中心になると思いますけども、それほど離れない場所で今までのキャリアを生かせる仕事をしていただけるようにということに向けて転職の支援をしていくということと、売上げが減りかねないところの支援をしていくということになります。

 

○NHK:ありがとうございます。

 


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