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5月25日質問項目7

7.衆議院解散

○山陰中央新報:山陰中央新報社の白築です。よろしくお願いします。

 今日の会見で、政府の方針だったり対応について、様々な知事としての御意見もおっしゃっていただいてたんですけども、そうした中で、永田町だと、解散をめぐる臆測が出てまして、時期はいつなのかとか、そういった様々な臆測が出てるんですけども、一方で、知事がおっしゃったように、家計とか、個人とか中小企業で見ると、すごい生活だったり経営も厳しい状況もあって、なかなかそういった場でもないというような声も多くあると思うんですけども、そういった、ちょっとお答えが難しいかもしれませんが、解散風が吹き始めていることに対して、知事として何か思うことがあれば、この場を借りて、ちょっとお尋ねできればと思います。

 

○丸山知事:東京の政治情勢というのは、私からすると縁遠い話なので特別な知見があるわけじゃないですけど、ちょっと今回の子育ての話にしても、私からすると、あまり生活実感のない人たちが決めてるんじゃないかというのが私の受け止めでして、やっぱり物を決める人たち、国会議員の、衆議院の先生方というのは代議士ですからね、戦前から一貫して。ともかく世界的にいえば、上院下院でいえば下院なわけです。国民の、平場の有権者の声を拾い上げていく方々が、今の有権者の暮らしがどういう状況にあるのか、事業者の経営がどういう状況にあるのかということを真剣に聞いていただく上でも、解散風が吹いているほうがいいと思いますよ。地元を回ってほしいと、もっと。地元を回っておられないから、こんな案が平気で出てくるんじゃないか。地元を回っておられたら、こんな、政府の案だから、与党で通らないということを期待しますけど、何か有権者の暮らしがどういう状況にあるのかということをもうちょっと地元を回ってもらって聞いてもらうという意味で、どんどん解散風吹かせてもらって、緊張感を持って有権者の皆さんの気持ちを聞き取っていただくほうが、いい政策につながるのではないかというふうに思います。何かこんな子育ての政策なんか、あと、決めるのも、もうちょっと先にして、解散の後でいいんじゃないかと、こんな生活感がないような話になるんだったら。生活厳しい、やっぱりね。やはり特に与党の、もうコロナも明けたわけだから、地元に回ってもらって、回れなかったら電話でもかけてもらって、本当にこのような政策とか、このような国民負担の求め方で皆さんがよかったよかったと言ってもらえるのかどうかということをじかで評価を聞かれて、本当にこれでいいのかどうかって考えていただくということがいいと思います。

 防衛の話にしても、本当に国民負担を増やしてでもやらなければいけない政策、大きな政策が実施されるわけだから、そういう中で、やっぱり民主主義というか、有権者の声を受け止めてもらって政策を決めてもらうという、いいタイミングなのではないかと。前回の総選挙から防衛政策、そして子育てという大きな政策が追加されるわけなので、与党が掲げられる政策がどういう評価をされるか。それは選挙のプロセスとか選挙の結果を見られて、やっぱりここはこう直そうとかというところがあってもいいと思うし、そういう意味で、総選挙があるというのはいいことなんじゃないかというふうに、第三者として、だから無責任な立場で思っていますので、細田議長とか高見代議士から怒られるかもしれませんけど、何か感想的にはそういう感じです。

 

○山陰中央新報:ありがとうございます。

 


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