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2月8日質問項目3

3.被災地派遣
○時事通信:時事通信の勝又です。よろしくお願いします。

 能登半島地震の関連で、被災地に派遣された県職員の方から活動報告を受けたことと思います。保健師チームと住宅被害認定調査を担ったチーム、それぞれの報告を聞いての受け止めや感想をお聞きしたいのと、その報告を受けて、どういった点を今後の県の防災対策、備えに反映させていくお考えでしょうか。お願いします。

 

○丸山知事:それぞれお話を伺いましたけども、やはり今回の支援については、熊本の地震でも多分、熊本の周辺、久留米とか大牟田とかで宿を確保して行くとかっていうのはあったかもしれませんけど、被災の、輪島とか珠洲とかが典型ですけど、被害の大きいところ、奥能登と言われるところでは、やはり通常の宿泊は難しいので、保健師チームは能登空港の空港ビルの3階で一室を貸していただいて寝袋でという状況でしたし、建築確認のチームは高岡からですかね、金沢に通うという形、そういう支援の足場自体も非常に脆弱というか、厳しいというところが共通してましたので、そういう意味で被害が大きいんだなというふうに思いました。

 それから、寝袋で寝て支援に当たられた職員の方から聞くと、寝袋だけじゃ足りなくて、やっぱりマットレス、発泡スチロール状の断熱性のある敷物があるとないでは本当に休まり方、体温低下が抑えられるので非常に効果があるという話でしたから、それも、これは職員さんの話だけではなくて、被災して避難されてる方々が、そういう人も床にそのまま寝られてるという状況の改善のためにそういったものをあらかじめ備えておくという必要性も考えなければいけないんじゃないかというふうに思いましたし、段ボールベッドということもあるんでしょうけど、それだと、もう人があふれてしまうということなので、いろんなツールがある中で、どういうものを準備して、どういうものをあらかじめ用意したりしておくか、あらかじめ用意しておくものと、SOSを出して周りに提供してもらうものと、そういったものをよくよく、特に半島部において具体的にああいった被害がもし島根県内で起きたときにというふうに考えて、具体的な経験に基づく検討をして、やっぱり我が身の問題として備えなければいけないなと思ったので、今申し上げたような予算を、まだ十分じゃないと、検討の射程も対策の内容としてもフルセットのものじゃありませんけども、我々、県庁の中で議論する中で早急に対応すべき、または対応できるものとして、そういったできることを先々にやっていこうというふうに考えて取り組んでいきたいというふうに思っております。

 

○時事通信:ありがとうございます。

 


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