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12月23日質問項目10

10.JFしまね

◯山陰中央新報(平田):JFしまねの関係なんですが、JFしまねが11月に開いた臨時の総代会の議事進行についての県の報告要求に対して、問題はなかったとの認識を改めて示されたんですが、これに関しての所感をお願いします。

○丸山知事:何というか、先ほどのGoToイートと同じぐらい、あきれて物が言えないって感じですね。あきれて物が言えない。

 総代会って、一番最高議決機関です。県でいえば県議会、国でいえば衆参両院を兼ねた組織ですけど、そこで、組合員から選ばれた総代の人がどういう意思を示したか。これが一番大事な、その意思を示す場なわけですよ。そうでしょう。それが、ちょっと細かな経過でいうと、議事進行に反対して、採決をすべきじゃないといって座ったまま、抗議をしていた人たちが座っていた、その意見を聞かずに採決を採った。で、議事進行に反対だと言っていて座った人は、その役員改選をすることに反対したんだというふうにカウントしてしまう。それって、総代がきちんとした意思を示せたかどうかということを丁寧に拾おうという意思がないんです。分かりますか。抗議して、ただ座っていただけなのか、それとも本当に役員改選に反対して座っていたのか、そういうふうに疑義があったら、もちろん疑義がある状況ですよ、明らかに。それを、座っていたから賛成に決まってるだろうという回答ですわね。それって何かというと、総代の意思、ニアリーイコール、これはイコールですね、イコール組合員の意思、考えを酌み取ろうという気がない組織だということです。少なくともそういう認識がない執行部が運営してる組織だということです。だから、ろくでもないということでしょう。

 だって、国会の中で、国会議員さんが本当に賛成してたか反対したか分かんないような決になったら、分からないけど、採り直すでしょう。私が議長だったら、あの経過の中で退席した後で、もう一回採り直しますよ、私だったら。判然としないんだから。それをしない。いや、そのときに機転が利かなくてできなかったっていう回答ぐらいだったら、何か、まだあり得るかなと思うけど、振り返ってみても、そんなことをすべきだったとも思わない人たちが業務運営を仕切ってるという意味でいくと、本当に、ちょっと改善を期待するのが難しい人たちが運営されてるなと思いますし、正直言って、書面で会長に議長選任を任せるとか、書面で総代に選ばれておきながら出てこないとか、そういう総代の方々も、そういう総代を選んでる組合員も、真面目に考えないといけないし、何度も申し上げてますけども、法の要件に合致すればやっぱり解散をさせるのが一番いい組織だと、解散がふさわしい組織だというふうに、今回の回答を見て、意を強くしましたよ。組合員のための組織でありながら、組合員の意思表示を丁寧、正確にカウントしようとする気がないとはっきり言ってるんだから、そんな人たちが組合員のために、組合員が望んでることを実現できるわけもなかろうと。一番大事な意思表示を聞く場面を、こんないいかげんにやっていて、しかも、いいかげんにやっていて何が悪いんだと言ってるわけだから、つける薬がないね。というのが私の認識でありまして、先ほどの一年を振り返ってという中にちょっと追加させていただくと、こんな組織を放置して年を越さなきゃいけないということは、島根県知事としては痛恨の極みだということを追加します。

○山陰中央新報:ありがとうございます。


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