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11月9日質問項目5

5.原発

○山陰中央新報:山陰中央新報、原田です。よろしくお願いします。

 原発についてお伺いします。

 県と4市が共催して行われた住民説明会がこの間で終わったと思います。知事も全て参加されたと思います。

○丸山知事:全てではないです。

○山陰中央新報:あ、全てではない。知事も参加されたものもあったと思うんですが、計7回で約400人の住民の方が参加をされたということですけども、多くの人に説明が行き届いたというふうにお感じでしょうか。

○丸山知事:説明会で直接話を聞いて、そこで質問なり意見を出したいということに対して、それぞれ予定がありますから、回数が少なければ、それは日程が合わなくて出れないという方もおられたかもしれませんけども、回数的には、場所も回数も相当程度設けましたので、自分の市で行われるときに出れなかったとしても、松江市内に出てきていただければ出席いただくとかっていうことは可能だというふうな開催の仕方はしましたから、出席を望まれる方が出ていただけるという意味での開催はできたというふうに思います。

○山陰中央新報:追加で住民説明会を開催するというようなお考えというのはありますでしょうか。

○丸山知事:追加で開催するのは、当初の設定が少ないから追加しなきゃいけなかったんであって、県は別に、各市、周辺3市で必ず1回やってますし、旧町村単位での所在地であります旧鹿島町で2回、そして松江市でも2回ですかね、開催してますから、その開催回数が少なくて出席ができなかったっていう方がおられるというふうには私は受け止めてないので、これで追加をすることは考えていないと。

○山陰中央新報:改めて出た意見を振り返ってみられてみて、どのように受け止められましたでしょうか。

○丸山知事:参加者の方々からは、安全性ですとか必要性、避難対策といった論点に対しまして、いろんな視点から御意見や質問が出されたというふうに認識いたしております。それに対する政府ですとか中国電力の回答というのは、どうしてもその場で即時的に答えるという制約がありますから、言葉足らずだったり説明不足だったところもあるでしょうから、そこのところはこれから県の安全対策協議会や県議会などで説明をしていく資料として補充、聞き取りなどをして、言葉を足してもらうなどして補足をして、資料としてまとめて県議会、安全対策協議会、また県のホームページなどでお示ししていくことで、当日のやり取りとして十分さを欠いていたところというのは補正ができるように、今、作業をしているところです。

○山陰中央新報:知事は、これまでも原発の再稼働の可否判断のポイントとして、先ほど挙げられました安全性や必要性、避難対策についてをポイントとして挙げておられますけれども、住民説明会を踏まえて、新たな判断のポイントみたいなものは見つかったでしょうか。

○丸山知事:いや、大きくはその3つに収まるんじゃないかというふうに思います。

○山陰中央新報:ありがとうございました。

○中国新聞(松本):すみません、今の関連で、知事は7回のうち、多分5回ぐらい出られたのではないかなと思うんですけども、知事自ら結構出ていく、こういう住民説明会に出ていかれるケースっていうのはあんまりないような印象も受けたんですけども、知事の思いとしては、どのような思いで参加されてましたでしょうか。

○丸山知事:リアルで聞くのが一番ですから、説明にしても御質問、御意見にしても、リアルで聞くのが一番いいだろうと思いまして、基本的には各市では必ず1回は出ていこうということで出席を、日程調整して(出席)させていただいたというところです。

○中国新聞:実際に聞かれた中で、ちょっと先ほどの質問と重複するかもしれないんですけども、印象に残った意見とか、あるいは知事御自身がすごく参考になるようなと感じられたような意見とか、そういったものがおありでしたら教えてもらえたらと思います。

○丸山知事:そういった意味で整理をしてないので、差し控えます。

○中国新聞:分かりました。

 さっき、ホームページなんかで改めて説明欠いてた部分を補正してというお話がありましたけども、今後、住民説明会で出てきた意見をどのような形で判断に反映していくかなんですけども、再度ちょっとお考えをお聞かせください。

○丸山知事:住民説明会で意見や御質問が出ます。それに対する政府、中国電力の回答が出ます。言葉足らずだったところは追加をして書面でまとめていく、それに対する県の評価も示していきたいというふうに思います。

○中国新聞:すみません、県の評価というのは、どういった形で出されていくのか。

○丸山知事:それは紙で。

○中国新聞:紙で。

○丸山知事:紙でというか、質問、回答、県の考え方、県としての受け止めみたいなものを整理していくということになります。

○中国新聞:先ほど言われた安対協とか議会とかホームページでそういう形で出されるということですか。

○丸山知事:はい。

○中国新聞:分かりました。ありがとうございます。


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