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9月15日質問事項

○山陰中央新報:長年の審査を経て、島根原発2号機が正式に合格をしました。率直に今の受け止めについてお願いします。

 

○丸山知事:審査を受けられておられたのは中国電力の側ですので、島根県としては、この許可をもらうために汗をかいたとか、そういうことはありませんので、そういうタイミングが来たんだなということが率直な受け止めであります。

 県民の皆さんの関心も高い事柄でありますので、先ほど申し上げました、各方面の意見を幅広くいただいて判断をしていく、そして、そのために必要となる説明を各当事者にきちんと、各当事者から説明を求められる方々に対してきちんとしてもらうということを政府や中国電力にきちんと求めていかなきゃいけないというふうに思っているところであります。

 

○山陰中央新報:先ほど、県の方針、国にも伝えられたということですけれども、想定スケジュールなどありましたらお願いします。

 

○丸山知事:今申し上げた内容をきちんと実行していかなきゃいけませんし、それに基づいて考えなきゃいけない時間もあるかもしれません。コミュニケーションを取らなきゃいけないという手順も生じるでしょうから、どこかのタイミングでどこかを終わらせておくとかという期限を切ったやり方は想定していないところであります。

 

○山陰中央新報:住民の不安も非常に多いことだと思います。住民に理解、納得してもらうための手続というのはどのようにお考えでしょうか。

 

○丸山知事:いや、手続の問題ではなくて安全性を、事故の可能性がゼロではないとしても、その審査をされた側がこういうリスクに対してこういうことを求めて、こういうことをやってもらっている、中国電力もやっている、そういうことをこれからきちんと説明しなきゃいけない段階でしょうから、不安を持たれている方々に対する説明をきちんと、これは再稼働を進めたいと思われている側の方々が、その安全性が前提というのはみんなの受け止めですから、その説明をしてもらうということじゃないでしょうか。

 県は再稼働を進める立場ではありませんので、そういったことを進めたいと思われている方々にきちんと動いてもらうということ、県として、市町村と連携してそういう場を設けるといったことは、我々もきちんと汗をかいていかなきゃいけないと思いますけれども、安全性等について、避難対策については政府も県も市町村もということになりますけれども、そういう様々な側面から懸念される事項についての説明責任はそれぞれ、それを担っている人間が行っていくということになるんじゃないかと思います。

 

○山陰中央新報:県や、あとは立地する松江市が主催をするような住民説明会については、実施するお考えはありますでしょうか。

 

○丸山知事:住民説明会ですね、基本的に直接話を聞きたいという県民の方々も当然おられると思いますので、政府側、そして中国電力、避難対策については県や市町村も説明側に回ることになるかもしれませんけれども、そういった話を聞いて、説明をして、疑問に対して答えていくというふうな場というのは必要だと思っておりますので、ちょっとどういう形になるかということは関係者と調整しなきゃいけませんけれども、そういった住民の皆さんに対する説明会といったことは行っていきたいというふうに考えております。

 

○山陰中央新報:昨日も周辺自治体と会議を持たれました。鳥取側なども含めて、周辺自治体のほうから安全協定の改定について求める声が高くて、その議論というのが進んでいないような状況にあります。鳥取側の知事の言葉なんかを借りると、同意手続にも影響を与える可能性もあると思いますけれども、県としてどういうふうに対応していかれますでしょうか。

 

○丸山知事:いや、基本的に協定に基づいて必要になることを準備されなきゃいけないのは中国電力ですし、国の、政府のエネルギー基本計画に基づいて原子力による発電というのをきちんと確保していきたいということは政府が望まれることでありますので、島根県としては、協定に基づく判断をしていくという立場であって、全体として、鳥取県側とのそごを調整をする権限は基本的にないので、お話合いをすることは当然あるかもしれませんけれども、全体を取りまとめる立場にないので、コメントはできないというのが正直なところでしょうか。

 

○山陰中央新報:分かりました。ありがとうございました。

 

○読売新聞:本日の、ちょっと重複ぎみな質問になって恐縮なんですけれども、中国電力が今回、東日本大震災以降厳しくなった新規制基準をクリアされたという事実に対する受け止めはいかがでしょうか。

 

○丸山知事:それは、そういうことでしょうねということしか申し上げようがないというか、直接の当事者じゃないので、感慨深いという立場でもないですし、法令に基づいて求められた審査をクリアされたということは事実として受け止めます。ただ、島根県知事の立場でいくと、それを分かりやすく説明して理解してもらわなければ、安全だと安心できるのかどうかということはまた別の壁ですから、専門家の専門的な判断をクリアしたということは事実だと思いますけれども、それを、結果として影響を受けるかもしれないというふうに不安に思われている県民の皆さん、関係者の皆さんに説明をしてもらうということ、分かりやすくですね、そういうことが求められる段階に中国電力は来られたんだろうということですね。

 

○読売新聞:分かりました。

 それと、今の段階ということで構いません。今後、いろんなところから説明を受けて総合的に判断されるということですけれども、今の段階で、中電であったり、ほかの当事者の方であったりに、知事の再稼働の可否について判断する上で、こういう点をクリアしてほしいという具体的なポイントがあれば、何か教えていただきたいですが、いかがでしょうか。

 

○丸山知事:いや、まだ今、説明を聞く前の段階ですし、今申し上げた県としての判断の仕方のフレーム以上のものというのはない状況ですね。基本的には専門的なことを分かりやすく説明してもらう、そういう手順を、手順を踏むことだけじゃなくて、それで理解が、再稼働を進められる立場の政府なり、審査結果を出された規制庁なり、受けてクリアされた中国電力としては、これで安全にしたんだと。これは、事故の可能性をゼロにしたとは、それは言われないと思いますけれども、より安全性を高めたんだというふうに言われる側の方々から、それを我々が、そういうふうになったんだなというふうに思ってもらえるような説明をしてもらうということが必要だということです。

 

○読売新聞:分かりました。

 ごめんなさい、ちょっと重複ぎみな質問になって恐縮なんですけど、現段階で、特に知事として再稼働の可否の判断するに当たって、どういう点を重視していきたいというところも特に、今の段階では難しいということですか。

 

○丸山知事:まず安全性、それから再稼働が必要なんだということ、そして避難対策がきちんと取れるんだということの説明を求めるわけですから、そこがポイントになるというのは当たり前のことです。その前提で申し上げたとおりですので、安全性、必要性、そして避難の準備といったことに対してのというか、それがポイントですよね。それを具体的に、これこれこうしないと駄目だとかというふうにブレークダウンするまでのところに、いまだなっていないということだと思います。ポイントがないわけじゃありません。ポイントは今申し上げたところだと思っています。

 

○読売新聞:分かりました。

 先ほど、明日、資源エネルギー庁のほうから御説明、書面でというお話ですね。

 

○丸山知事:まあ資料があるということじゃないか、分かりませんけれども。

 

○読売新聞:分かりました。説明があるということで、ほかに何か、今後の当事者の方からの説明の日程とかって、決まっていることは現段階で特にないでしょうか。

 

○丸山知事:まだこれから調整するところで、まだ決まった日程はありません。資源エネルギー庁長官の説明も、政府の方針、恐らくエネルギー基本計画の今の内容とかって説明じゃないかと、その中での原子力の位置づけとかという説明のレベルだと思いますから、経産省なり原子力規制庁なり内閣府からの説明を聞くという機会というのは当然別に、私自身も必要でしょうし、ほかに必要だと思われる方々に対しての対応もできるだけ取ってもらうということを求めていきたいと思います。

 

○読売新聞:ありがとうございました。

 

○中国新聞:安全性、必要性、避難対策、この中にちょっと含まれることもあるかもしれないんですけども、中電に対する信頼性といいますか、住民からの信頼が損なわれているような事案が結構多発しているところがあると思うんですけども、そこら辺についてはポイントとしてお考えでしょうか。

 

○丸山知事:それは、このレベルとは違うレベルだと思うんですね、求められている要素だと思いますけど、この3つのレベルとはまた違ったレベルの、ちょっとレベルとしては一つ落ちるんじゃないかと私は思いますけども、安全性の中の、そういう決まったことをきちんと実行してくれるかどうかという意味での信頼性というのは当然問われると思いますので一つのポイントだと思いますけれども、安全性の中に入っている要素じゃないかというふうに思います。

 

○中国新聞:資料の誤廃棄なんかの問題も最近では、今日の規制委員会の中でもちょっと触れられたようですけども、そこら辺に対する不祥事が続いているということに対する知事の今のお考えをちょっと改めてお聞かせいただけますか。

 

○丸山知事:誤廃棄は最近判明したことですけども、誤廃棄自体は大分前のことだったので、ただ、安全文化の醸成というのに取り組まれているさなかでありましたから、誤廃棄自体を避けるということ、それがないようにするということを取られるべきだったと思いますし、事後的に当然、最後は公表が求められることになるわけですから、その時点で公表されたほうがよかったんだろうと。その意味で、時間が経過したことで、隠していたような印象を持たれるということも含めて、やられたことの事後処理が、余分に信用を失うような結果になったということを含めて、サブスタンスの問題と、実体の問題と、あとは、その事後処理の仕方でまだ改善すべき点が多々あるということで、こういうことについて、特に隠蔽というふうに取られるようになりますと、それは書いてあるだけでは信用できないということになりますので、そういったことがないように、組織としても、組織として意図的にやらないとしても、個々の職員が結果的にそういうふうにならないといけないような全体のオペレーションになってしまっていれば、そういうことが起きかねないわけですから、そういう意味で、マネジメント全体として、会社として、そういうことがゆめゆめないように全体を、これは発電所だけというわけにいかないでしょうから、会社全体として取り組んでもらうということじゃないんでしょうか。

 ただ、私も県庁のトップとして、全くノーミスってなかなか難しいので、大事なところでは絶対にしない、軽微なミスであっても、それが大きなものにつながりかねないということですから、公表して改善をしていくということをすぐに取り組んでもらうということを通じて、そういった事案が限りなくゼロになるように取り組んでもらうという姿勢が大事だというふうに思っております。

 

○中国新聞:もう一つ、周辺自治体の関係なんですが、昨日、会議体を、島根県内の3市に関しては立ち上げられたわけですけども、鳥取県は中電のほうの動きがないというところで、対応が分かれているところがあると思うんですけども、その対応が分かれていることに対する中電への印象といいますか、今の知事のお考えをちょっと、注文といいますか、お聞かせいただけたらと思うんですが。

 

○丸山知事:いや、まず交渉の経過を知り得る立場にありませんので、評価をするのは適当でなかろうというふうに思います。

 普通に一般社会人として見れば、一つの見方は、何でずらすんだろうかというふうに疑念に思うのは一つの見方だと思います。社会人として見ると、ずれざるを得ない理由があるからずれてる、好きでずらすわけもないので、中国電力さんも。ずれてしまう、好きでずらすわけもないから、ずれてしまう理由が何らかあるんだろうと、そういうぐらいの、推測の域を出ない話であります。

 

○中国新聞:そのずれてしまう理由というのは、その推測、具体的には。

 

○丸山知事:いや、その私が言っている推測というのは、普通だと、ずらさないんだったらずらさないほうがいいんだから、ずれてしまうということは、ずれざるを得ない何か理由があるんだろうなというところまでが私の推測です。

 

○中国新聞:ありがとうございました。

 

○丸山知事:それ以上の推測は成り立たないというぐらいの推測です。

 

○日本経済新聞:再稼働の可否を判断するタイミングについてお伺いしたいんですけれども、まだ今日、規制委の安全審査が終わっただけで、三本の矢と言われるやつの1本が終わっただけで、まだこれから詳細設計の工事の確認とか、運用面の判断とかございます。そして、中国電の安全対策工事もまだ終わっておりません。それで、そうしたものが全て終わってから判断されるのか、その前に、終わる前に判断される可能性があるのかということを教えていただけますでしょうか。

 

○丸山知事:工事の進捗が不可避かどうかということも含めて御意見があるでしょうから、そういったことも含めての判断になりますので、今の時点で時期を定めてはいないという状況であります。

 

○日本経済新聞:まだ分からないということですね。

 

○丸山知事:そういうことです。


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