３．緊急事態宣言の延長

○山陰中央新報：山陰中央新報の原田です。

本日から緊急事態宣言が今月末まで延長になりました。今月末までというこの期間については、どのように評価をされますでしょうか。

○丸山知事：いつの緊急事態宣言も、常に多分、期間内に完全に終わらせることができるという見込みがあってやられたものは一度もないと思いますので、そこはやっぱり収束を一つの大きな目標として、関係者、これはその地域の住民の皆さんも含めて努力をしていくという形で取り組まれている、そういう日程だと思います。だから、長いとか短いとか、長過ぎるかもしれないし短過ぎるかもしれない、一度は、昨年は１回、５月末までだったやつが、地域によって繰り上げて解除されたりしましたから、一定の期間を置いて、必要があれば、それは延ばさざるを得ない状況もあるでしょうし、早めに切り上げられるのであれば切り上げればいいということですから、問題は、その状況に応じて、今回の３波と４波の間が大変短かったという反省も含めて、やはりこの４波なり今回の緊急事態宣言の解除なり、まん延等防止措置ができたので、両者併せてそれを収める時期というのは、やはり感染を相当程度収めて、そして５波といったものが近々に生じないような形で感染者数を抑えていく、または医療提供体制の逼迫を解消できるとか、そういう２つの観点があると思いますけど、そういった意味で、クールダウンを相当程度された段階で解除していかないといけないんじゃないかというのが多くの国民の皆さんが思われている認識じゃないかというふうに思います。