１０．雲南市長の辞職

○山陰中央テレビ：山陰中央テレビの藤谷です。

雲南市で、今日、新市長の原市長が、昨日ですか、辞職願も出されたというふうにお聞きしていますが、県知事として、この件に関してどのように考えてらっしゃいますでしょうか。

○丸山知事：事件の一報を聞いたときには驚きましたけども、厳然たる事実に基づいてなされた警察の逮捕でありますので、事実そういうことがあったということですから、原市長には、被害者の方に対する十分な対応ですとか、謝罪を含めたことをちゃんとしていただくということを含めて、真摯な対応をしていただく、そして被害に遭われた看護師さんの一日も早い回復を祈っているというところであります。結果として、辞表を出されるということについては、これはもう容疑をお認めになっている以上、そして事の内容からすると、ある意味当然の御判断だというふうに思っております。

○山陰中央テレビ：来年の２月までには新しい市長を決める選挙があるわけですけども、雲南市としては、今回は無投票で当選された方がこういった形になったわけですけども、どういった市長選挙、市長選びをしてほしいというようなお考えがもしあれば、お聞かせください。

○丸山知事：もしあればなので、ありません。市民の皆さんが雲南市の将来を含めて、どういうリーダーを望まれるかということですので、そこは県知事としてかくあるべきとか、こういうやり方が望ましいとか、こういう構図を望むとかということについては、私自身の希望みたいなものはありませんし、申し上げるべきでもないだろうというふうに思っております。

○山陰中央テレビ：やはり選挙戦をしてほしいとか、そういった思いというのはございますか。

○丸山知事：それも含めて、それは選挙戦になるかどうかは結果の問題なので、出ようという方が２人以上おられれば選挙戦になるし、お一人だったらならないという違いなので、それはじゃんけんみたいなものですから、かくあるべしみたいな話としては申し上げる内容じゃないかなというふうに思っています。

○山陰中央テレビ：ありがとうございます。