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12月22日質問事項2

2.新型コロナウイルスの感染状況

○山陰中央新報:山陰中央新報の原田と申します。

 新型コロナウイルスの県内での感染状況についてお聞きします。

 出雲市では、ここ2日間、新規の感染者がいない状況ですが、島根大医学部とエッグ・ジョイ出雲ドーム店の2件のクラスターについては、これ以上感染が広がる可能性は低いというふうに見てもよろしいでしょうか。それから、PCR検査の終了の見通しはそれぞれどうか、分かれば教えてください。

○丸山知事:担当課に聞いてください、それぞれ。

○山陰中央新報:はい。

○丸山知事:概略としては、やらなきゃいけない検査の数というのは、極端に減っておりますので、新たな呼びかけ等で出雲市内の店舗での検査とかというのはちょっとずつ続くかもしれませんけども、これまで10名、最初の方を含めて11名確認された状況で、ほぼ調査すべき方、また申し出られる方というのは、相当の割合で終わってるんだろうというふうに思っております。ちょっと詳しい数字は担当課のほうに確認していただければと思います。

○山陰中央新報:2つのクラスターについては、早期に封じ込めができたというふうに評価をされていますでしょうか。それから、感染防止対策などで、何か教訓となるようなことが現時点で分かっていれば教えてください。

○丸山知事:早い遅いは、最終的には県民の皆さんの御判断だというふうに思いますが、もっとこうしていれば早くできたのにというふうに、こちら側から反省しなきゃいけないことはないかなというふうに思っております。

 感染防止対策上の教訓という意味でいきますと、やはり、今回は不特定多数のお客様がお見えになる店舗が関係いたしましたので、店舗名の公表というのが非常に大事なポイントでありました。一昨日、日曜日の知事会でも申し上げましたけども、今回は店舗側の御理解をいただきまして、ある意味、風評被害、売上げの減少ということが残念ながら避けられないことは覚悟の上で、関係者、お店を訪れられた方への感染拡大を防ぐためということで御理解をいただいて、店舗名の公表をさせていただくことができたのが、何より早期の封じ込めなり感染経路不明の感染が県内で広がるということを防止できたという意味で、不特定多数の感染に対して、いかに店舗名公表が大事かということを痛感したところでありまして、これを、何でもかんでも強制してやるつもりはありませんけども、やはり多数の方が来られている、そしてお店の環境が感染が広がりやすいとかという、そういう条件はつけてもらっても構いませんが、やはり同意に頼らない一定のものについては、都道府県知事のほうで判断させていただいて店名公表ができる仕組みは、やはり緊急事態宣言がなくてもできないと、こういうものをみすみす見逃しているのが今回の感染拡大の中で、どれぐらいか分かりませんが、確実にありますので、こういったものもできないようでは、封じ込めようと思っても、我々は封じ込め切れませんし、それを県民の皆さんとか国民の皆さんにいろんな行動自制、行動自粛で補ってもらうというのは、感染防止対策と経済の回復というものの両立になってないんじゃないかというふうに思いますので、早急に法改正をしていただきたいというふうにお願いしたところであります。


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