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11月26日質問事項5

5.DBSの休止と米子ー上海便の就航

○山陰中央新報:山陰中央新報の片山です。

 話は変わりますが、境港の日韓露の定期航路のDBSが日韓関係の悪化を受けて休止という状態になりましたが、これに対して受けとめを教えていただけますでしょうか。

○丸山知事:当然、これまで活用された方々もおられると思いますので、鳥取県のほうが代替的な対応について支援されてるということであります。そういった対応を見守りたいと思っておりますし、大もとは、やはり人と物と両方運ばれる路線だった、その中で人の部分がやはり、我が身も味わいましたけども、出雲のチャーター便と同じように、なかなか集客が難しいという影響だというふうに伺っておりますので、やはり今回の協定の破棄が見送られたといった、こういった流れを引き継いで、日韓両国の関係が、より良好なものになって、そして特に韓国の旅行を避けられている方々のマインドが変わっていくといった状況をやっぱり期待しているという状況であります。なかなか国民感情に由来するものだとすると、なかなか一つ一つの県で根本的に対応していくのは難しいので、やはり起きたことに対して影響が最小限になるようにしながら、根本的な回復が図れるようなタイミングを図っていくということ、鳥取県と連携して取り組んでいかなきゃいけないというふうに思っております。

○山陰中央新報:わかりました。

 一方で、米子ー上海便が来年から就航が決まりまして、明るい話題で、島根の、特に東部だとは思うんですが、来県が見込まれる中で、このことについては、御所感はいかがでしょうか。

○丸山知事:これは隣県、いいも悪いも、ある意味、隣り合わせですので、お互いシェアするという関係であります。当然、慶事、いいことでありますので、その効果を最大限、山陰両県で享受できるように、我々も鳥取県と協力して、山陰という一体感を持って大々的なPRをしていきたいというふうに思ってます。

 先日も台湾にトップセールス、夏、行ってまいりましたけれども、やはり鳥取、島根ということではなくて、山陰、山陽といったネーミングでやはりPRをしていかないと、一つ一つの47の都道府県を取り上げて認知していただくのは大変厳しいですし、山陰両県、一体的な交通ネットワークもありますので、そういった意味で取り組んでいきたいと思っています。先日、平井知事が上海に行かれたときには、ちょっと私は行けませんでしたけども、観光の次長さんに行ってもらって、両県での商談会等も開催をしたところでありますので、当然、上海から来られた方が米子空港で鳥取県内にとどまられるというのはレアケースだというふうに思いますので、山陰両県を周遊していただけるようなコースを設定してもらえるように、きちんとPRをしていく、いろんな観光事業者に対する支援をしていくといったことを共同して取り組んでいきたいというふうに思っています。

○山陰中央新報:知事、上海でトップセールスを行う予定とかはいかがでしょうか。

○丸山知事:いや、トップセールス、今のところないですけど、まだこの前のトップセールスが効いてるでしょうから、今のところ、ちょっと予定してないですけど。

○山陰中央新報:了解いたしました。ありがとうございます。


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