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10月16日質問事項3

3.知事の新居・知事公舎

○山陰中央新報:よろしいですか。山陰中央新報の平井です。

 知事のお住まいについてお尋ねします。

 知事は、知事公舎には住まずに住宅を購入すると以前から言っていらっしゃいましたが、新居のほうは構えられましたでしょうか。

○丸山知事:構えたというか、既存のマンション、中古のマンションを買いまして、賃貸のマンションから購入したマンションには、9月の下旬に引っ越しをしたところであります。

○山陰中央新報:今はお一人でお住まいですか。

○丸山知事:基本は一人です、住民票としては一人。

○山陰中央新報:もし差し支えがなければ、場所がどのあたりであるとか、間取りとか、そういう。

○丸山知事:場所は内中原……。そうですね。

○山陰中央新報:なぜそちらにされたか、何か理由があれば教えてください。

○丸山知事:知事公舎自体、やはり県庁に近いということで、いろんな、今回の災害もそうですけども、緊急事態にすぐに県庁で執務ができるような形で準備をしていただいたところに入らないわけですから、それに代替する自分の持ち物としても、それに遜色ない、迅速に登庁ができるロケーション、場所がいいだろうということで、ある意味、場所重視で選定をしたというところであります。

○山陰中央新報:現在はお一人でお住まいということですが、行く行くは御家族の方もこちらにいらっしゃる方向ですか。

○丸山知事:今の予定でいきますと、来年の4月に、妻と娘が転居してくる予定であります。

○山陰中央新報:県民の方からは、知事公舎に住むべきだというお声もあるかと思いますが、そういったお声はどのように受けとめておられますか。

○丸山知事:私が伺う範囲でいくと、せっかくこんないいところがあるんだから、住まれたらいいのにっていうふうには言われることが多いですけども、住むべきだとまで言われることは余りないかな、せっかくこういう落ちついた、いい場所があるので利用したらいいんじゃないですかというふうには言われることはありますけども、これは、島根に骨を埋めるというふうに、これも書き物で書いたことはないかもしれませんけども、いろんな場面で県民の皆さんにお約束してきた内容でありますので、そういったことを早くこの身で示すということで、御理解をいただきたいなというふうに思っているところであります。

○山陰中央新報:先日の大茶会のほうでは、知事公舎も利用されて、大変人気だったというふうに聞いております。今後もそういった活用が必要になってくるのではないかと思いますが、今後の活用についてはどのようにお考えでしょうか。

○丸山知事:結いとうろでも……。お茶ではないですけども、庭園を見ていただくというやり方ですけども、今回の大茶会で、お茶席はやっぱり準備を、もてなす席ですから、見れなかったという方もたくさんと伺いましたので、今回の結いとうろとかいうような機会もありますので、県庁として、またいろんな方に御利用いただく、どうしてもお茶席ですと、お茶をたてていただく、おもてなしをしていただく流派の方々がそういうことをやっていただかないと、県庁だけではできませんので、そういった御利用をいただくとかっていう形で、できるだけ活用していただくように努力していきたいというふうに思います。

○山陰放送:BSSの秦と申します。

 関連してなんですけれども、知事公舎、利用する側からとってみると、火気が、火が基本的には使えないとか、まだまだ使い勝手という面では、一般のイベントの会場に比べれば、やはりいろんな制限があるわけですけども、そのあたり、今後利用が進んでいけば、そのあたりの使い勝手もそれに合わせて変更していくだとかっていうようなお考えはありますでしょうか。

○丸山知事:基本的には今の形で御利用いただく、いろんな変更を加えるというのは、いろんなお金がかかるということになりますので、水回りとか火回りとかになりますと、それは構造的に大分いじらなきゃいけないことになると思いますから、ともかく知事公舎として利用をしなきゃいけない場合もあり得ますので、私は限られた任期での、私の判断ですから、知事公舎として必要になった場合にはすぐに使えるようにしておくということの兼ね合い、それから、あくまでも本来用途ではない形で使う、公開するための施設ということではなくて、公開もするという位置づけなので、そこで大きな投資をすることは、今のところ考えてないというところです。簡単にできることであればあれですけど、ちょっと火とか水というのは相当な設備が必要だと。ホースを引き込めばいいというわけでもないでしょうからね。カセットコンロを入れてやればいいっていうわけでもないでしょうから、そういう意味でちょっと簡単じゃないかなというふうに思ってます。

○山陰放送:今回の知事公舎のライトアップ自体は、これは知事の発案でしょうか。あるいはどこかの部署から、あるいは実行委員会の中のメンバーから。

○丸山知事:これは私が指示っていうか、茶会もそうですし、今回の結いとうろの活用も県庁の中で検討してもらって出てきたアイデアでありまして、私が個別にこれをというふうに指示したわけではなくて、ボトムアップで上がってきたアイデアです。

○山陰放送:聞かれたときには、どのように思われましたでしょうか。それから、市民、県民にはどのように見てほしい、どのあたりを見てほしいと思われますでしょうか。

○丸山知事:やっぱり武家屋敷、北堀の、風情のある通りでありますし、建物も落ちつきのあるつくり、庭園も含めて、そういった通りでありますので、いわゆる、あまり表現が上品じゃないですけど、どんちゃん騒ぎをするような場所でもありませんから、お静かに日本庭園なり、まちの雰囲気を楽しんでいただくという使い方で、結いとうろにしてもお茶会にしても、そういう意味では理想的な使い方じゃないかなというふうに思ってます。

 まず、こうじゃないといけないということはないですけども、このまちの、お堀の雰囲気だったり、この建物の雰囲気に合った形で使っていただくというのが一番いいのかなというふうに思っております。それとともにできるだけ幅広く使っていただくということとの兼ね合いのところでどうやっていくのかということを個別に、担当課のほうで判断してくれると思います。

 

○中国新聞:済みません、中国新聞の岡田です。

 知事の新居の話で、島根に骨を埋めるという意味では、戸建て住宅なんかを漠然と僕なんかは想像してたんですけど、マンションにされた理由というのはどこにあるんでしょうか。

○丸山知事:それは、もう早く買うっていうことで、建てるより、あるものを買う。そして近いというふうにしますと、このあたりで戸建てを探すよりは、マンションを探すというほうがいいと思ったからです。

○中国新聞:近さと早さということなんですか。

○丸山知事:そうです。

○中国新聞:わかりました。

○丸山知事:知事公舎には住みませんけども、新居は知事として仕事するために住む場所でも、知事をやめてから住む場所でもありますけども、知事として住む場所でもありますから、それは仕事との兼ね合いのほうを優先した。郊外で戸建てを買うという選択肢も当然あったでしょうけど、それはちょっと今の仕事で求められているレスポンス、迅速に対応しなきゃいけない事態に対応ロスがあるんじゃないかというふうに思いまして、近いほうがいいだろうと。端的に知事公舎と同等か、知事公舎より近いところという感じで選んだ結果です。


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