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9月10日質問事項2

2.高速道路4車線化

○山陰中央新報:山陰中央新報の高橋です。先ほど山陰道の4車線化について触れられましたけれども、改めて島根県内で5区間が選定されたことに対する御所感をお伺いしてもよろしいでしょうか。

○丸山知事:やはり対面通行の暫定2車線というのは、スピードといいますか、時間信頼性、渋滞が起きやすかったり、災害時の事故、積雪等も含めて、事故が起きやすかったりといった意味で、高速道路としての機能が1段落ちているという状況でありましたので、そういった部分で4車線化が実現することで、全路線ではありませんけども、その延長で実現がされるということは、県内の経済の活性化ですとか、安全・安心といった形で住民の皆さんの快適な生活、移動、それから産業振興といいますか、物流の効率化ですとか、県内の農産品を初めとする生鮮品を早く安全にその時間どおりに出していけるといった意味で、経済的な効果も大きい内容だというふうに思っておりまして、大変喜ばしい、大変ありがたいことだというふうに思っております。

○山陰中央新報:一方で、事業化までは相当時間がかかるような国交省の見方もありますけれども、知事としては、早期の事業化に向けて、国なり、国会議員なりにどのように働きかけをしていかれるお考えでしょうか。

○丸山知事:事業化、たしか全国で大体900キロぐらいの採択がなされたということでありますので、そういった中で、どういった基準で、事業化される基準といいますか、そういったものが示されるというふうに思いますので、県内では5区間ありますから、その基準を基本的には適切な基準になるように我々としても要望をまずしていく。そして、その決まった基準に基づいて、県内である意味同時に全部やってくださいというわけにも恐らくいかないでしょうから、ある程度順番を決めて、一つ一つ、2つずつでもいいんですけども、1カ所でも早く、そして、その必要性が高いということを具体的に行政側、そしてまた、利用者側といったお話も交えながら、具体的に訴えていくという形で地道な作業になろうかと思いますけども、何かワンプッシュで5カ所一遍にできるという感じではちょっとないでしょうから、それぞれの箇所の特性を踏まえて、選定基準に、いかに合致しているかということをきちんと訴えていくという形で取り組んでいきたいというふうに思っております。

○山陰中央新報:一方で、山陰道については、東西を結ぶ基幹道路になる部分ですが、いまだに全線開通には至っておらず、無料区間のところで、なかなか事業化が、整備が進んでいない状況がありますけれども、今後、国のほうに山陰道全体の必要性をどのように訴えて、早期整備を図っていかれるお考えでしょうか。

○丸山知事:山陰道の早期整備の必要性自体は、それを否定されてる方というのは、私が東京に行く感じではありませんので、問題は予算の総枠との兼ね合いで、枠の配分として、どこまでつけていただけるかということで、そういう意味では、相当、中国地方管内で大変な比率で高速予算を山陰自動車道整備に充てていただいているということでもありますので、それを着実に進めていただくということで、国の予算自体、総枠自体の公共事業予算が、道路関係の予算が大幅にふえるということがあれば、その機を逃さずにということであろうかと思いますけども、そういったチャンスも狙いながら、今の予算が同水準であるとすると今のベースをともかく堅持していただくということで、着実に整備を進めてもらうということ。また、地元の交渉ですとか、いろんなことの調整ということがあれば、県ですとか、市町村と連携して事業進捗に協力をしていくといったことを通じて、早期の全線開通、益田以西を含めて、そういった課題に取り組んでいきたいというふうに思っております。


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