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8月8日質問事項2

2.国際チャーター便

○NHK:NHKの西林です。

 韓国のチャーター関連で伺います。

 チャーター便の運航期間が5カ月間ある中での、今回の延期で1.5カ月ですかね、1カ月半延長されましたけれども、鎮静化が見られない中で、厳しいんじゃないかという見方もあると思うんですが、どこかで県として、例えば2カ月半以上延期するようであれば、中断するようであれば、もうこっちとしてもお断りするとか、そういった何か考えは。最後の1日まで、もうずっと待ち続けるっていうお考えでしょうか。

○丸山知事:我々としては、一定の期間での受け入れを決めてますので、やはり何か仕方ない事情でもないのにチャーター便をとめてやるということであれば、我々も、我々と約束した事項と違うのではないかということで対抗措置を考えなきゃいけないような気がいたしますけども、相手方の航空会社、また一緒に仕事をされている旅行代理店を含めて、そういう不誠実な要素というのは私は認識しておりませんので、ある意味、誠実に対応されてもこういう結果になっているという状況であるとすると、それは、1日でも待つとかっていうことはありますけど、ともかくチャーター便を飛ばしてくれるという期間があるわけですので、それをわざわざこちらから放棄する必要もないんじゃないかというふうに思ってまして、やはりチャーター便、連続チャーター抜きに定期便というのはなかなか、これは希有なパターンですので、やはり事前段階としての連続チャーター便を飛ばしたいという会社に対して、やっぱり丁寧に対応するということが、国際定期便を誘致したいという島根県としては正しい対応なのかなというふうに思ってます。

 

○朝日新聞:よろしいですか。朝日新聞の市野です。

チャーター便のことに少し戻るんですけども、定期便化に向けて、まず搭乗実績をつくっていくってことなんだと思うんですけど、先ほどもお話しになったとおり、3分の1ぐらいの便数が今回やむなく中断することになって、そうすると、今後の定期便化への影響といいますか、さらに台湾路線なんかも考えている中での、実績をなかなかつくれないといったところで、その悪影響がどこまであるのか、ありそうなのかというところをちょっと教えていただければと思います。

○丸山知事:それは島根県という就航地といいますか、チャーター便を飛ばす先がどれほどビジネス上、航空会社として、また旅行会社としてビジネス上魅力あるかということをやはり検証されてるというのが、ある意味、チャーター便の位置づけだと思いますので、おっしゃるとおり長くいい成績が続いたほうが、私たちが目指しています定期便に近づくだろうと思いますけども、それが短くなったところで、やっぱり成績は出さないと、残りの期間が短くなったからといって、我々のほうで手じまいするというのは全く我々にとってプラスになりませんので、長くなることについて、我々としていかんともしがたい状況なので、それをどうこう言っても仕方がないでしょというふうなことで、と思ってるんですけど。

○朝日新聞:復活しても、便に乗る人が出てきたとしても、後半、人が減る可能性もあって、なかなか搭乗実績として直接使いづらいのかなとも想像するんですけど。

○丸山知事:いや、それは率でしょう。そもそも欠航してる時期のところをカウントはしないでしょう。就航地としての魅力として、どれだけ稼げるところなのかという、搭乗率だったり、実際に来られた観光客の評価とかという意味において、母数が多いほうがいいですけども、キャンセル分がゼロカウントされて、分母には加えられるけど分子に加えられないという構造では、そういう評価はされないというふうに思ってます。

飛ばしていてゼロとか1が続くよりは、よほど、欠航してもらってるところは、向こうのビジネスとしては、ある意味、最小限にしてあるので、空で飛ばしても仕方ないということは当然ですから、それを我々としては何か目くじら立ててもいけないことだというふうに思ってまして、評価は飛んだときの席数に対してどれだけ乗っていただいたか、そして乗っていただいた方が高い評価をしてくれたかとか、もう一回来たいというふうに思ってくれたかどうかというところの数字で評価されるだろうというふうに思ってます。

○朝日新聞:ありがとうございます。

 

○共同通信:共同通信の小林です。チャーター便についてなんですけども、チャーター便に伴って、県ではエックス線の検査装置とか、補正予算を組んで投資をされてると思うんですけども、そういうことについての評価というか、あれは適正だったとお考えでしょうか。

○丸山知事:だって、チャーター便来たんですよ。しかも、私自身とか県当局がこういうふうな事態になることをあらかじめ予見できたにもかかわらず、そういう機材を整備したとかということであれば問題かもしれませんけども、我々は導入した段階でこういう状況になることは、済みません、承知していませんでしたので、承知していたんじゃないかと言われるかもしれませんけど、残念ながらちょっと私の能力を超えている感じがしますので、しかも、それは今回の韓国のチャーター便用だけではなくて、今後、チャーター便を受け入れると、路線をふやしていくという形で取り組んでいる中で、ほかでも使われるものですので、問題になる支出だとは思っておりません。

○共同通信:今後も国際チャーター便とか国際定期便等を呼び込んでいく上で必要な投資なので問題はないと。

○丸山知事:ないです。

○共同通信:わかりました。

○丸山知事:その当時として、入れた時点として何の問題もなかったことだと思います。なかったらチャーター便、受け入れてませんから。スタート時点はちゃんとチャーターで人が来られてましたから。それがなかったら来られてませんから、必要なものだったということで、今が、ちょっと例がよくないですけど、雨が降ると急に傘買って、晴れたからといって傘が不要だったんじゃないかというふうなことじゃないでしょうと。必要だったんです。不可欠なものだったです。チャーターの就航した際に。

○共同通信:ありがとうございます。


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