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7月11日質問事項15

15.知事の公務

○山陰中央新報:山陰中央新報の高橋です。この間、島根創生計画の骨子案を示されたり、女性活躍100人会議を開催されるなど、精力的に動いてらっしゃるなという部分、県民の方々との意見交換も含めて、精力的な活動をしていらっしゃるなというふうに思うんですけれども、知事としてどういうイメージで活動していらっしゃるかというのはいかがでしょうか。

○丸山知事:先ほど、まだ初めて会う方が多いと申し上げましたけど、やはり部長をしていたとはいえ、県の対外的な旗頭というのは当然知事でありましたので、私は多くの県民の方々にたくさん集まっておられるところでお話をするとか、そこで意見交換を、その懇親の場でさせていただくとかっていう機会がこれまで基本的にはなかったわけで、部長として若干ありましたけども、そういう状況からいろんな場所に来てもらえないか、こういう席に出席してもらえないかというふうに言っていただけるような立場になりまして、それは私自身が知らない世界、知らない現状、知らない方々とお話をできる、話を聞かせていただけるというのは本当に大変貴重な、現場主義っていう言い方というのは、現場に行くということもありますけども、現場で起きていること、現場で携わっている方々が集まっておられるところに出て話を聞けるというのも非常にある意味効率的な、現場の現状を聞かせていただくという意味では大変貴重な機会なので、それはできるだけ、ちょっと細切れで途中退席っていうケースもありますけども、できるだけ挨拶だけじゃなくて、残ってお話をする機会があればして、または残れない場合はできるだけ来賓控室みたいなところで幹部の方と懇談する時間も若干ありますので、できるだけお話しする機会を設けて、県民の皆さんの、各いろんな活動をされてる方のお話、現状がどうなのかということを積極的に聞かせていただく機会として、できるだけ出ようというふうに思って対応してます。

○山陰中央新報:やっぱりできるだけ外部の方と触れ合う機会を、できるだけ多くとりたいっていうふうなお考えはお持ちだということですかね。

○丸山知事:はい。行くことがどうしても前面に現場主義は出ますけども、現場の方々の話を聞くっていう大きな目的からすると、そういう現場で頑張っておられる方々が集まられてる会合に出させていただくというのは、現場主義の一環だという認識で動いています。

○山陰中央新報:一方で、庁舎内ではあんまり知事がいらっしゃらないことで内部協議をする機会が少ないとかという声もちらほら聞こえなくもないんですけれども、その点については。

○丸山知事:まあバランスの問題ですね。秘書課から紙を入れてもらって判断をして、部長さんに電話をして、わからないところを聞いて判断をしたりというケースもありますし、やっぱりどかんと県庁の3階に座ってる時間はそれほど多くはないので、いろんな工夫をしていきたいと思ってますし、あとは、県議会の開会中とかは逆にある程度松江にいることが多いので、そういうときにできるだけコミュニケーションをとるようにはしたいという、シーズで分けたりということを含めて、県庁内部のニーズというのも、県庁の中の私に必要な判断を、必要な時期に、できるだけ早くするということも大事なことだと思ってますので、バランスをとっていきたいというふうに思います。

○山陰中央新報:もうしばらくすると、来年度の予算編成という部分も入ってくるのかなというふうに思うんですけれども、知事としては、どういうふうなイメージで予算編成に挑んでいきたいなというふうにお考えでしょうか。

○丸山知事:予算編成というよりも、まずは島根創生計画の中で施策、政策の拡充のアイデアを県庁内の力を使って、外からの御提案等も含めて、ラインナップをそろえて、いい施策をそろえていきたいというところが一番で、それを実現するための財政的なバランスというのはあわせてとっていかなきゃいけませんので、まずは政策をよくよく考えていくということで取り組んでいきたいというふうに思っております。

○山陰中央新報:先ほど、御発言の中では、まだ結果が出せていないっていうふうな御認識を示されたと思うんですけれども、どういった部分で結果を出したいなっていうふうに今お考えですか。

○丸山知事:やっぱり人口。やっぱりKPIとか、ああいう形でいろんな指標をそれぞれの行政分野ごとに使いますけども、私の公約でいきますと、まず少子高齢化の影響でトータルとしての人口減少は避けられませんので、プラスの数字をつくるというのは、私の任期中は難しいかもしれませんけども、ともかく当初想定されていた人口減少のペースを少しでも緩めていくという意味で、ベクトルを上に上げていくという数字が出せるように取り組んでいきたいと。そういう意味では明確なKPIが、数値指標が周りにありますので、社会減、それから出生率、出生数といったところが、場合によっては減るペースをおくらせるというレベルにとどまるものも当然ありますけども、そういうマイナスをプラスにしていく、減りを抑えていくといった形での数字を出していきたいというふうに、すぐに出せるかどうかはあれですけども、そういう方向で物事が進むように全力で取り組んでいきたいというふうに思います。

○山陰中央新報:それはやっぱり、一番の試金石が島根創生計画という御認識をさせてもらってもよろしいですか。

○丸山知事:そうですね、それ自体で数字がどれだけ出るかということまでは出ませんけども、こういうことを先日、6月の定例会で前倒し目標、5年、10年というふうに出させていただきましたけども、それに向けた政策、それに見合った政策が展開できてるな、準備できてるなというふうにまず県民の皆さんに思ってもらえるような政策を打ち出していきたいというふうに思います。

○広報室:よろしいでしょうか。

 本日はこれで終わります。ありがとうございました。

○丸山知事:ありがとうございました。


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