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7月11日質問事項8

8.WESTEXPRESS銀河

○山陰中央新報:よろしいですか。山陰中央新報の高橋です。

 ちょっと話が変わりまして、先日、鳥取県の平井知事と御一緒に、JR西日本に「WESTEXPRESS銀河」の誘致をされたと、お願いをされたと思うんですけれども、改めて狙いをちょっとお伺いしてもよろしいでしょうか。

○丸山知事:やはり今は、特に西日本管内でいきますと「瑞風」「あめつち」といった、従来にない、単に目的地に早く行くとかということだけではない、いろんな途中の風景ですとか、途中の文物を楽しんでいこうというふうな列車が大変好評を博しているという中で、今回、新たなタイプの「銀河」の就航といいますか、導入を来春で予定されているという中で、そういう、非常に評価が恐らく高くなる、そして注目も高いというものを、山陰を目的地として、初便で運行していただくということは、注目される「銀河」の報道とあわせて、山陰といった土地が対外的にPRされますので、そういう「銀河」の初便運行において、この山陰が含まれるということというのは大事なことだと思いまして、これは来島社長が来県される機会がありましたので、絶好の機会だと思いまして、時間を頂戴してこの要望をさせていただいたところです。

○山陰中央新報:「瑞風」につきましては、住民のお出迎えなんかも結構盛んになってて、地域の活動の活性化といいますか、地域の皆さんもその出迎え活動なんかを積極的にやっていらっしゃいますけれども、そういう部分も期待の一つとしてはございますでしょうか。

○丸山知事:どういう運行の仕方になるのか、まだちょっと、「瑞風」と同じようになるのかというのはわかりませんけれども、やはり新たに運行がされるということは、恐らく関西の中心部からその列車に乗って訪れる方、多分ファミリー層も含めた列車構成になってますから、そういう方々がふえるということは間違いありませんし、一度来ていただいて、通り過ぎるだけだった、あそこにもう一回行ってみようというふうに思っていただける、そういう魅力は山陰にたくさんあると思いますので、列車で来ていただくと、そのときに楽しんでいただくということと、もう一度訪れてみたいというふうに思ってもらえるような印象を持ってもらえるような環境整備というのも大事かなというふうに思ってます。

○山陰中央新報:今回は鳥取県さんと共同で誘致をされたわけですけれども、県単独としても今後、アプローチをかけられるお考えはありますか。

○丸山知事:あんまりしつこいと思われても逆効果かもしんないので、相手方の受けとめもイメージしながら、効果的であれば単県でもやりたいと思いますけども、そこはちょっと状況を見きわめてやりたいと思います。

○山陰中央新報:イメージ的には、山陰本線を走っていただくイメージ。それとも、木次線も含めて入ってもらえたらなというふうにお考えですかね。

○丸山知事:いや、「瑞風」はハイブリッド型で、電化エリアも非電化エリアも入れるようですけども、今回の「銀河」は電化エリアに限られるようなので、県内でいえば出雲までということの限界はあろうかと思います。

○山陰中央新報:誘致が実現した場合は、島根にどういった効果があるというふうに思っていらっしゃいますでしょうか。

○丸山知事:そうですね、特に電化区間でイメージすれば、やはり宍道湖・中海の湖畔を走る、片側には湖、片側には豊かな山並みといった風景が広がるわけですので、それを通常の車両よりも恐らく風景が取り入れられた、外を見やすい形の構造になっていると思いますので、そういう風光明媚な、まず出雲北部の景観を含めて楽しんでいただける、いい機会になると思いますし、プラスに働くというふうに思います。


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