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6月12日質問事項10

10.国際チャーター便

○山陰中央新報:知事、よろしいですか。山陰中央新報、片山です。

 出雲空港のチャーター便のことについてお伺いします。

 無事に6月6日に運航がスタートしまして、今後、来県する人数の状況、今後の見通しであったりとか、例えばツアーの予約状況であったりとか、そこら辺、何か把握されてることありますでしょうか。

○丸山知事:いや、私はちょっと具体的には聞いてないです。何か最初の段階ではいろんなコースを回ってもらって、どこがいいのかということを、数カ月はツアー会社のほうも試してみる。こういうコースを固定で決めてという形じゃなくて、やっぱり初めての連続チャーターの路線ですから、当初はいろんなコースを試してみて、お客様の反応、評価を聞いていくみたいなことは聞いてますけども、ちょっと具体の、いつ来る便の搭乗者数がどれぐらいかという話は、ちょっと私は直接まだ聞いてません。

○山陰中央新報:今後の定期便化とか、インバウンドによる観光振興であったりとか、そこら辺につなげていくために今回の実績が重要だと思うんですが、就航が始まったのを機に、何か県として対策を強めていかれるお考えがあるのか、それとも既存の政策、新年度で組まれた予算の枠組みの中でやっていかれるのか、どういうお考えでしょうか。

○丸山知事:9月補正や、当初で出すようなものを準備しているというわけではちょっとないですけども、まずは今の状況で連続チャーター便のお客さんの反応がどうかっていうことを、ある程度の実績が出たところで、伺ったりして考えていくってところ、そこから考えていくってことになるのかなというふうには思いますが、ちょっと今の段階でこうしようとかああしようとかっていうふうに、まだ決めてるわけじゃない。

○山陰中央新報:ある程度、例えば中間とかで実績がまとまった中で、どういったところに、例えば反応がよくて、じゃあこうしていけば効果的な対策につながるんじゃないかとか、そういったところを検討していかれるっていうような感じですかね。

○丸山知事:一応連続チャーターの就航に当たって支援する条件というのはもう固まっているので、個別に今回のエアラインとか、エアラインに関連するツアー会社に対する支援というのは今の水準で行っていくのだろうと思いますので、やるとすると、受け入れ側の体制として、もっとこういうところを直したらいいんじゃないかというところがあれば、それを急ぐものがあればやることがあるかもしれませんし、ちょっとそれは仮定の話なので。

○山陰中央新報:今はそこら辺の定期便化とかインバウンドによる観光振興に向けて、今、島根県の課題というところはどういったところにあるんでしょうか。

○丸山知事:課題。

○山陰中央新報:例えば韓国での知名度不足であったりとか、まだまだ受け入れ体制が脆弱であったりとか、どういったところに課題があると思いますか。

○丸山知事:いや、私、何か感覚的に言うと、チャーター便とか定期便がないっていうところが課題だったんだとは思いますよね、インバウンドの中でいくと。それ受け入れ側として、東京とか大阪とか、もともと国際都市的な要素があるところに比べると、それはインバウンド環境というのは若干見劣りするかもしれませんけど、地方都市の中で鳥取と比較してとか、福井とか富山と比較して、ちょっと客観的にじゃないですけど、何かすごく問題があってという感じでは見てないんですけどね。まずは一つの大きな課題であったゲートウエイがないというところを改善して、そしてそれを太くしていって、そしてその評価が他の路線とかに広がっていくっていうことをまずやっていくってことかなと。

 ただ、その中で受け入れ体制をやはり、韓国のお客さんの立場から見て、こういうところを変えたほうがいいという話があれば、そうすればもっとたくさん人が来てもらえる、機材をもっと大きくしてもらえるという話があれば、それはやっていかなきゃいけないと思いますので、我々が気づいてないところもあると思いますが、まずは連続チャーターというのが始まりましたんで、その連続チャーターを定期便化していけるように、一生懸命やっていって、そういったのがつまり満足してもらえるような、連続チャーター便で来てもらえる、来てもらうお客さんに満足をしてもらえるような対応をしていく、そして、そこから出てくる改善点というのが出てくれば、それはできるだけ早く対応するということですかね。

○山陰中央新報:台湾のチャーター便とか定期便化に向けて、今後、7月には現地に行かれるというようなお考えでしたけど、そこら辺、動きとして具体的なところは何かありますでしょうか。

○丸山知事:7月に中国5県の知事会の取り組みの中で台湾に行く機会がありますので、そういう交渉をしている会社と話ができればということで調整はしてますけども、ちょっとそういうことになるのかどうかというのは、まだ調整中です。

○山陰中央新報:台湾、韓国以外に、有望な国とか地域ってあるんでしょうか。

○丸山知事:私が、皆さん、そうせっつかれるんですが、そもそも韓国とか台湾とかをやり出したら、それを太くしていくということをやるのが多分一番近道じゃないかなと思ってて、木をある程度大きくしながら次の木を考えていくというのが大事だと思いますが、今やろうとしているのは、どちらかというと、2つの、余り間を置かずに、できれば2つの定期便を設けたいと思って動いてるわけですけども、まずはこのアジアの比較的所得水準の高い国の連続チャーター便をまず2路線、そしてそれを定期便化していく。そしたら次は、済みません、簡単じゃないかもしれませんけども、その機材が大きくならないか、そのロットを大きくしていけないかっていうふうな、それをしながら次を仕込んでいくって感じなのかなとは思いますけどね。まずは、急ぐことも、急いでやってる中で、急ぎ過ぎるとあんまりよくないって感じもしてますけど。

○山陰中央新報:ありがとうございました。


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