４．知事選で保守分裂の自民党島根県連

○共同通信：共同通信の出川です。

　ちょっともう１点聞かせてほしいんですけども、選挙で自民党が分裂して、それで知事が勝ったわけですけれども、自民党というのは、まだ分裂した状態にあるんですけども、まだ知事、基本的に党員ではないと思うんであれだと思うんですけど、もし今の分裂している自民党に何か思いとか、こうしてほしいという思いみたいな感想があれば教えてください。

○丸山知事：自民党がどういう状況にあるかということは、これはいろんな見方があると思いますけども、県連と見るのか、会派と見るのか。恐らく出川さん、会派で見られてるとは思いますけども、会派がどういう状況にあるかというのは、各県でいろんな状況があります。自民党、これは自民党という党に所属されてる県会議員さんが一つの会派でおられるところもありますし、２つの会派だったり３つの会派だったりというとこもありますから、それを一概に、２つに分かれていることがいいのか悪いのかということの評価も難しいんじゃないかというのが一つ。

　県連としての、党としての話になりますと、これは、私もまさに党外の人間でありますので、その評価というのは差し控える立場かなというふうに思っておりまして、県議会という意味でいきますと、これは県議会の議員さん方がどういうふうにみずからの政策実現をどういうふうな会派構成で行っていこうとするかということの結果でありますから、それについてもある意味、ちょっと当事者じゃないのであれですけども、いずれにしても自民党という県連という組織にしても、県議会議員の皆さんにしても、それぞれ有権者、支持者がおられるわけでありますから、そういった皆さんの思いなどを受けられて、それぞれ島根のために、有権者の皆さんのために、県民の皆さんのためにどういう姿が一番いいかということを熟慮されて、それぞれ判断をしていただくことだというふうに思っております。

○共同通信：ありがとうございました。