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2月5日質問事項5

5.小中学校の少人数学級編制見直し

○朝日新聞:朝日新聞社、奥平といいます。

 この松浦市長の定例会見のときに、済みません、少人数学級の問題ですが、お会いされたときも松浦市長は体を張ってでも阻止するとおっしゃってましたけども、その後の会見で、県がもし計画どおりに強行されるのであれば、県が強行したという事実が残り、県民はそれをしっかり見ているだろうという趣旨の発言をされてまして、依然として強く反対するという意思を固めてらっしゃるようなんですけども、この少人数学級について、あと出雲市も反対の様子ですが、少人数学級の計画については予定どおり進められるということでよろしいでしょうか。

○丸山知事:今後、報道発表予定にしております予算、それから島根創生計画の関係の会見で御説明させていただく内容と重複しますので、本日のところは、この件についてはコメントを差し控えたいというふうに思います。

○朝日新聞:松浦市長が御意見を変えていないということについては、いかがでしょうか。

○丸山知事:それは、今の時点で市長さんがどういうふうに考えてられるかって気持ちわかりませんので、今の時点でどうかということよりは、私がお会いしたとき確かにそうだと思いますね、それはそれで一つの御判断だと思いますし、そういう御判断から御理解いただけるように、あの後、直接お会いはしておりませんけども、担当課の部局を通じて、我々の考え方なり説明が、時間が足りなくてできなかったところについて補足の説明を事務方から事務方にさせていただくような形で対応しておりますので、できるだけ全ての市町村長さんに御理解をいただいて進めるのがベストだという考えは変わりませんので、そういうふうな理解をいただきたいなというふうに思っているということであります。

○NHK:済みません、NHKの西林です。

 市長とまた会う、会って直接お話しされるという意思はありますでしょうか。

○丸山知事:いや、状況に応じてじゃないでしょうか。可能性は排除しませんし、ただ、今決めているわけではない。会うと言ってるわけでもないし、会わないと決めてるわけでもないしというところが今のところであります。

○NHK:市長からそういった要望があれば、受ける考えでしょうか。

○丸山知事:御要望があれば、できるだけ対応するということになろうかと思います。

○NHK:ありがとうございます。

○丸山知事:ただ、県としてもスケジュールをお示ししておりますので、その手順の中で、後戻りできないような段階で考えを変えてくれと言われても、お会いしてお話しできる内容というのは自然と限られてくるというふうに思っております。

 

○山陰中央新報:山陰中央新報の平井です。

 あと、出雲市長も会見の中で、この少人数学級編制の関係で触れられてまして、県教委さんのほうで少人数学級編制の効果の検証をされたことについて、拙速で軽い判断だというふうな、御批判のような発言もされたんですけれども、そういった発言についてどのように受けとめておられるかということと、あと、今後、またさらなる検証をされる考えがあるのかを教えてください。

○丸山知事:一つには、私どもは少人数学級の研究をしているわけではありません。研究機関じゃなくて、実施機関だと思っております。そういう、何かを検証、研究すること自体が仕事ではないので、今あるもので評価をしていくというのは、ごく普通のことだと我々は思っています。そうでないんじゃないかという御主張はあるかもしれませんが、それであれば、そういうことをお持ちの資料なりで、数字等を含めてお示しいただければ、いろんな評価の仕方の受けとめもありますけれども、何か一定の推測を加えて違う評価をされたように言ってましたけども、そういう仮定、推測についても、やっぱり一定の根拠が要るんじゃないかというふうに思いますので、そういう、まだかみ合った議論になってないかなと。ただ、我々は、全体として網羅的に把握している、県内一律にとれてるデータの中で関連するものを並べてみて、そういった数字の傾向がどうだったかということを、データに即して判断をしたということでありますから、教育委員会のまとめというのは、数量的な分析としては一つの真っ当な判断だと私は思っております。

○山陰中央新報:ありがとうございます。

 


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